眠っていた厨二病が
むくむくと頭をもたげ、


救いようのない自己中な自分を
見ているだけの空虚な時間。


自分が嫌なわけじゃないし、
こんなもんだと思ってはいる。
そして、
本当にどうしようもないなと思っている。



憐れんでるわけでもないけど、
自信がないって自信が揺るがない。


要らないって言われる前に、
逃げたいんだな。



あの頃
薬漬けで病んでたときのように、
多分、バランスとれなくなりつつあるんだろう。


回想することが増えた。
離婚が成立するまでの1年。
どっか、
めんどくさい回線がリンクしちゃったか。



自分は
何かを壊すのが怖いチキンだから、
家族をやめるって
宣戦布告することも、
出ていくことも、
まともな状態ではきっとできなかった。



仕事を終えて、
家に帰ると思っただけで吐き気がするとか、
坊ズといても笑えないとか、
ひとりきりの空間入ると
勝手に涙が垂れてくるとか、


ヤツが怖くて、
バリケードまで作って別室に籠もってるのに、
ロボットみたいに無機質に侵入されて、
思い通りにされて、
それでも流されたふりして、
やり過ごす以外のやり方がわからなかった。



今思うと、
笑えるくらいあからさまに異常な生活を
どうして必死に守ろうとしてたんだろう。



で、
今自分がこんな風になってるのは、
なぜなんだろうな。


優しくされても、
言葉を貰っても、


どこかでもういいよって思ってしまうのは。



それでも、
会いたいって思ってしまったのは。