この中にも書いてあるのだけど、

自分は数えきれない失敗重ねてきて

たくさんのもの失ってきて、

 

 

でも、

それでも

自分でよかった

って思える今を生きている。

 


 

今回自分についた診断は、

子宮腺筋症。

 

 

春先から立て続けに不具合を起こし、

静かに閉経を待てる状況ではなくなり、

子宮全摘の道を選んだのだった。

 

 

そのことに後悔はない。

 

 

手術をしたことで、

この夏は全く仕事も準備もできない。

家族で過ごせるはずだった時間も

こうしてひとり病室のベッドの上だ。

 

 

でも、

この選択で

わたしにはまた新しい未来ができた。

 

 

運が極端な面もあるので、

(追突4回喰らうとか)

正直あり得ないことが起こって

死ぬかもなあ、とも思ってた。

 

 

 

母に手紙を出し、

坊ズにもそれぞれ手紙を書いて、

母子手帳と一緒に部屋に置いて出た。

 

 

坊ズが中学校卒業するときに

書いてくれた手紙を

お守り代わりに持ってきて、

何回も読んだ。

 

 

家族の付き添いは、

と言われたけれど

決して頼まなかった。

甘えて、弱くなるのが嫌だった。

 

 

麻酔が切れて

現実に戻ったとき、

あまりの地獄に

無理!って思ったけど、

戦い抜くことができた。

 

 

坊ズが教えてくれた気持ちはいつも、

わたしが何かできるってことを

思い出させてくれる。

 

 

かっこ悪くても、

弱くても、

うまくいかなくても、

意味を見つけてくれる。

 

 

多分この先も

いっぱい泣くのだろうし、

やらかすのだろうし、

嫌になって毒も吐くのだろうし、

また何かを失うのだろう。

 

 

それでも、

この今までの自分に降り積もった

温かいナニカを覚えている限り、

多分

何かしらやれることがあるのだと

信じて生きていく。

 

 

 

長々と読んでくださって

ありがとうございました。

書けてよかったなあ。