2024年04月29日(月)昭和の日 晴のち曇
【軽井沢】最高気温 22.1℃ / 最低気温 8.6℃
12:29
「龍宮」でランチした後、タリアセンで車を下してもらい、午後から曇ってきたけど、一人でタリアセンを散策しました。
タリアセンには、20年くらい前に友人と一緒にペイネ美術館を見た記憶があります。
それから、すっかり忘れていたけど2010年12月23日(木)に夜のタリアセンに行っていたみたい。
あまりに記憶にないので、何故だろう?と思ったら、寒すぎて早々に退散したからのようだ。
そりゃあ、そうよね。
クリスマスの頃の夜の軽井沢って極寒だわ。
入園料(900円)と「赤毛のアンと軽井沢」展入場料(400円)
ネットのクーポンを提示すると10%引きになって、合計1,170円でした。
まずは湖の周りを一周。
湖畔一周900m、徒歩約15分
対岸に見える旧朝吹山荘「睡鳩荘」
12:36 あの木像は何だろう?
とってもユーモラスな観音像。
素人が造ったのかな?と思ったら、碑がありました↓
『観自在
塩沢湖平和観音
彫刻師長寿庵 佐藤龍泉作
題 字 北向山主 半田孝海大僧正書
この平和大観音像は浅間山麓に住む彫刻師佐藤龍泉翁の労作である
翁は平和への悲願をこめて82才の老躯に熱血の鑿(のみ)を振るうこと2ヶ年、逆境を克服して独力高さ5メートル、直径2メートルの大﨔(けやき)にいどみ寝食を忘れ93年の生涯の念願であったこの平和大観音像を生前に完成したのである
世界の恒久平和と塩沢湖畔を訪れた人々の永遠の豊かな幸福を祈願する為の観音像である
昭和40年8月13日記之』
ネットで調べてみたけど、"彫刻師佐藤龍泉”はヒットしなかったけど、82才で巨大欅に挑んで2年で観音像を完成させたのは偉業だわ。
観音様の顔が長方形で細長いと思ったら、一本造りだからなのね。
素人が造った…なんて言って失礼しました。
題字を書いた半田 孝海(1886年~1974年)は、上田市別所温泉の北向観音で有名な常楽寺の住職。
10歳で常楽寺の養子となって、東京帝国大学を卒業。
平和運動家としても活動し、戦後は米軍の浅間山演習場計画に反対し、阻止した方。
浅間山に演習場が出来なくて良かった。
御尽力に感謝だわ。
碑を読んで、お二人の平和への強い思いを知りました。
(つづく)