2024年04月29日(月)昭和の日 晴のち曇
【軽井沢】最高気温 22.1℃ / 最低気温 8.6℃
睡鳩荘の2階では「赤毛のアンと軽井沢」展が開催されています。
入場料は400円。
「赤毛のアンと軽井沢」
~春の軽井沢でアンの世界に浸る~
2024年4月27日~6月2日
『一番、幸福な日というのは、
すばらしいことや、驚くようなこと、
胸の沸き立つようなできごとがおこる日ではなく、
真珠が一つずつ、そっと糸からすべりおちるように、
単純な、小さな喜びを次々にもってくる
一日一日のことだと思うわ』
前半が一番幸福な日で、後半は日々の幸せではなかろうか。
「赤毛のアン」は小学生の時、児童書で読んだことがあるくらい。
孤児院にいた赤毛の少女アンが農場に引き取られたけど、農場主が希望していたのは働き手になるような男の子。
なぜか農場のおじさんの名前は半世紀以上たっても覚えていて、たしかマーシュ。
アンは自分の赤毛がコンプレックスで、内緒で髪を染めたら緑色になってしまったというエピソードを覚えている。
そのくらいしか記憶にないけど、赤毛のアン展に見に来ました。
展示室は四つの寝室。
主寝室はプリンス・エドワード島の観光ビデオが延々に流されているだけ。
因みに今年の8月13日出発のプリンス・エドワード島ツアーの旅費は、ホテル泊5泊、機中泊1泊の7日間で1,248,000円。
食事付だけど、燃油サーチャージが9万円~プラスになりそうだし、日本から行くのは大変~。
そして、一室はNHKの朝ドラ「花子のアン」と翻訳家の村岡花子に関する展示。
湖に面した一番端の寝室は、赤毛のアンの舞台「緑の切妻屋根の家」のモデルとなった「グリーン・ゲイブルズ・ハウス」のジオラマの展示。
真ん中の寝室はアンの部屋が再現されていました。
ガチの赤毛のアンファンが見に来たら、あまりの展示のコンパクトさに拍子抜けするかも。
「アンの部屋」は撮影可でした。
アンはこんなに素敵な部屋に住んでいたのかしら。
なんでゼラニウムの名前を「ポニー」にしたんだろ。
本に書いてあったかもしれないけど、まったく記憶にない。
マシューがアンにプレゼントしたドレス。
アンは赤毛だから、エビ茶色はあんまり似合わないんじゃないかな。
素敵な鏡台。
もしかして、睡鳩荘元オーナーの朝吹常吉の長女で、この別荘を使っていた翻訳家の故・朝吹登水子さんの持ち物だったのかしら。
レモンパイが美味しそう。
いちご水ってどんなものなんだろ。
苺と砂糖をまぶして、水を注いだものとか?
いちご水も物語に登場していた筈よね。まったく覚えてないなぁ~。
窓の外に広がるデッキと塩沢湖の眺めがなんて素敵なんでしょう。
移築前は湖の景色ではなかったでしょうけど。
プリンスエドワード島のリンゴ畑とアン
長野もリンゴの産地です。
主寝室前の廊下にある洗面台。
昭和だけど、簡素だけど、趣がある。
睡鳩荘2階の床下には防音の為、おがくずが埋め込まれていました。
児童書でしか読んだことがなかった「赤毛のアン」だけど、「アンの青春」「アンの愛情」…とシリーズが11巻12冊もあるんですね。
1階のショップで売っていた「赤毛のアン」の文庫本を手に取ったら、かなりの厚さで、思わず元に戻してしまった。
U-NEXTのサブスクで、「赤毛のアン(2015)」「赤毛のアン 初恋(2017)」「赤毛のアン 卒業(2017)」の3部作が配信されているので、今度、見てみようと思います。(結局、本を読むつもりはないのか!?)