新宿五郎さんのブログで気になったお店に行ってきました。

そこは台東区入谷にある「インド精進料理ジャガンナート」

肉無し、アルコール無し、禁煙の厳格なベジタリアンレストランです。ここでは唐辛子も

使わないので、野菜や豆の甘みを生かしたインド東部・オリッサ州の料理がいただけます。

（オリッサ州の地域言語はオリヤー語）

インドでは「穢れ（けがれ）」を気にして、自分より低位カーストのコックのお店には入らない

という人も少なからずいますが、カースト最上位の僧侶である「バラモン」の経営

するレストランは、あらゆるカーストの人にとって穢れ的に「安全」ということで人気があります。

こちらのお店もインドでいう「バラモン経営」の精進料理食堂のようなものでしょうか？

オーナーはインド人哲学者のようで、店内ではインド人と日本人によるインドの古典

（哲学書）である「ヴァガバット ギータ」の勉強会が開かれていました。

こちらは木・土に定期開催されているそうです。ほんとに他のインド料理屋さんとは

一線を画したディープなお店です。

ガーンタ

かぼちゃとサツマイモの甘さが引き立つオリッサ州の郷土料理
このお店の料理は精進料理のため、まったく辛くありません。

唐辛子とニンニクは使わないそうです。

ダルマ

オリッサ州の豆と野菜のカレー

こちらもスパイス使いが一般的な北インド料理とは違います。

ターリー（定食）にするとローティーとオリッサ郷土菓子の「チェナーポダ」がついてきます。

こちらは甘さ控えめ。

（右）本日のカレーは「パニール」　トマトの甘みが出ています。

　　　奥は北インド定番のチャナダールですが、いつも食べる北インドのものとはスパイス

　　　使いが異なります。

ヴェジチャップ

スパイシーな野菜コロッケ

インドの食堂での定番　アチャール（漬物）のセット

ベジタリアンで油も少なくヘルシー。たくさん食べても胃もたれしません。

お気に入りのお店がまたひとつ増えました。

インド精進料理「ジャガンナート」　東京都台東区入谷

インド東部オリッサ州のベジタリアン料理専門の珍しいお店

使用言語：日本語、オリヤー語、ヒンディー語