声の大切さ | 声物語劇団のブログ

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声物語劇団に関する情報だったり、声劇台本についてだったり、お酒についてだったりそんな感じのブログ。※現在代理が引継ぎ中

昇日月天でコンニチハ!

現在、tok2サーバのオリジナルボイドラ劇場がサーバ障害なのか、いまだに閲覧できない状態になっております。
台本をお探しの方は、声物語劇団のサイトを閲覧頂きますよう宜しくお願い致します。
復旧の見込みは現在未定です。

しょっちゅう起きていることが発覚したので、声物語劇団のサイトに同じ台本置き場を設置したわけですが。
(台本登録サイトでこの障害中にデスリンク報告いって削除されることが多々・・・。)
ご迷惑おかけしております。


秋はコートの襟を立てて歩きたくなりますよね。人肌が恋しいというか・・・。
まだ落葉や空っ風には早いですが、心には風が吹き荒れております。
一つの物語が終わりを迎えました。
考えが色々と甘かったり、初動が遅かったり、サプライズをしようとして誤解から誤解を生み、
関係が修復できなくなったり。とにもかくにも人生劇だったのでしょう。

よく言われます。物語を書いているのに、文字で表すことや相手に伝えるのが凄く難しい。
相手のことをどんなに想っていても、言葉・文でのやり取りがそっけなく感じて。
距離感がうまくつかめなくて、声を聴いて安心したくて声をかけてもその声は届かなくて。

文だと伝えたいことが限られて、口からそのままポッと出てくる言葉と違って、じっくり考えて
相手に送るのだろうけど。うまく伝えられないまま回っていき、意図しない、思わぬ方向へ
走って行ったりすることが多々あって。

すれ違いというのはそこから始まっていく。ずれを大きく感じて騒ぎ立てていたのはこちらの方で、一度目の拒絶、二度目の拒絶。言葉のみが心に遺って、声がかけられなくなる。
伸ばした手を途中で、肩にかけることもできず、そのまま落ちていく。
声が出てこない。
喉まで出かかった言葉が出てこない。

届いて欲しい声は、そっと胸にしまわれて。
しまわれた言葉は胸をいっぱい、いっぱいにして。
声が聴けたら繋がっていられた。っていつも言っていた気がする。
もう声でしか繋がれていなかったとも解釈はできる。
時たま出てくるまた一緒にいたい。一緒にいられたらいいなは、薄っぺらい言葉で。
変わらない同じ繰り返しにしびれを切らして一石を投じたら。
その石は全てを壊していった。

どこまでも声にこだわる人間と、声を出せなくなった人魚姫の物語。


ログアウトのボタン一つで、すべてが終わる世界。

そして、現実の世界へログイン。
ボタン一つで終わってボタン一つで、始まる世界。

音楽や人の声に飢え過ぎでしょ。
作品創ってれば違ったのかもしれないけど。声が聴きたかったです。

声って大きいなー。声がなくなったら人生は色を失う。
って話をしょっちゅうしている気がする。声物語です。