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ナッツ類は二つに割った時にくぼみがありますよね。
そのくぼみが真空状になって喉に貼りつく危険があります。
園田ドクターより追記
「ピーナッツは、アラキドン酸っていう、気管支に炎症惹起しやすい物質を含みつつ、水を含んで、膨張&グズグズになるので気管支鏡で取りにくい代表的食材です」
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最近、未就園児の保護者向け栄養相談でよく出会うのが
「子どもが座って食べないので追いかけまわして口に食べ物を”入れています”」という親御さん。
驚く事に、座って食事が出来ない子が多くなってきました。
お行儀が悪いという事と同時に「危ない!窒息しちゃうよ」というお話をしています。
ここ20年ほどで子供に関する食事相談の内容は変わってきました。
★朝ごはんを食べない(食べる時間がない)
★孤食。
★若年層のダイエット。
★座って食べられない。
★かまずに丸飲みしてしまう。
★夕食時時間が遅いので就寝時間が遅くなる。
など・・
好き嫌いより、食生活自体の相談が増えているように思います。
それに伴って、事故も窒息や誤嚥が増えています。
また、日常生活の中で「ナッツ1粒でも」誤嚥窒息の危険があります。
応急処置の方法を知っておくといいですよ(*^_^*)
■食事の時間は座ってゆっくりと噛んで食べる■
これは、俗に言う食習慣を身につける
消化吸収や噛む力を育てるという目的だけではなく
窒息事故の防止にもなります。
■トイレットペーパーの芯■
子供はトイレットペーパーの芯を通る大きさのものであれば
口に入れて丸飲みができると言われています。
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もし、異物が詰まったら
慌てず呼吸ができるように応急処置をしましょう。
ポイントは
「異物を完全に取り除こうとするのではなく
かきだして、頬のどちらかに寄せて息ができるように気道の確保」が大切です。
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背部叩打法も・ハイムリック法も食べ物でふさがった気道を
外部刺激の空気圧で「ポン」と外に浮き上がらせる目的で行います。
なので、結構力を込めて行います。
■■■誰でも受講できる救命講習■■■
家庭でも大いに役立つので救命講習はオススメです。
私は保育園と老人ホームで働いているので
上級救命講習を受講してきました。消防団として役立つだけではなく
現場での応急処置に役立てる事ができます。
<東京消防庁 救命講習>
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-1.htm
<横浜市 救命講習日程>
http://www.city.yokohama.lg.jp/shobo/nitteihyou28.pdf