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滞在時間は月1時間21分、ネット上の井戸端会議「発言小町」の舞台裏


(2009/2/6、CNET Japan)



ネット上の“井戸端会議場”として、


2008年5月には月間1億ページビュー(PV)を突破し、


読者からの投稿をまとめた書籍が出版されるなど、


新聞社が運営する掲示板サイトとして女性層を中心に


異例の盛り上がりを見せる「発言小町」。



最近のネット上のニュースでも話題になった発言小町。



発言小町のユーザーの月間一人あたりの利用時間は注目されている。



ネットレイティングスの調査では、


発言小町ユーザーの月間滞在時間は1時間21分。



これは運営母体のニュースサイトよりも格段に長い時間で、


決して無視できない数字だ。


以前のブログ記事では、この利用時間の長さについて私自身次のようなコメントを残した。



「この発言小町は、基本的にプロが作ったコンテンツではなく、


一般ユーザー同士の投稿と回答のみで成り立っているため、


この利用時間の長さは大変興味深い。



つまり、この投稿と回答はそれだけの時間を費やすだけの価値があるのだろう。」



記事によると、発言小町の1日あたりの投稿数は2500件から3000件で、


その中には掲載にふさわしくない投稿もあり、


その内容のチェックは大変なものだろう。



しかし、新システムによって、投稿から掲載までの時間は短縮されているそうだ。



新システムにより、新規で投稿された記事は


100本単位でスタッフに自動で振り分けられ、


投稿から確認、掲載に至るまでの作業時間を


最短で2時間に短縮できたという。



これ以外にも、カテゴリー分けを表示したり、


男性専用の投稿コーナーを設けたことが


PVの飛躍的な伸びにつながったとしている。


現在のところ、発言小町の収入源は、広告収入が中心だが、


将来的には新たなビジネスモデルも考えているようだ。



今後は「アフィリエイトによる手数料収入や、


掲示板を利用した商品開発など新たなビジネスモデルを模索している。



本紙と連動したクロスメディア的な展開や、オフ会、トークショーの開催など、


コンテンツを最大限に活用していきたい」と話した。


黒字化が難しい動画配信サービスで黒字化を達成した第2日本テレビを1つの参考にして


新たなビジネスモデルを作るとよいかもしれない。



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