家族関係 | キセキのHAPPY LIFE

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青年海外協力隊22年度一次隊☆
エクアドルにて看護師として活動中。

偶然のようなひとつひとつの
キセキの積み重ね
でいまここにいることに感謝♪

今日は日曜日にこっきらきら


今日はマシェーナとお散歩してきました虹


町の中心から10分も歩けばこんな景色に囲まれているんです星



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マシェーナ脚長いし顔ちっちゃ!!

横に並ぶんじゃなかった。。


キセキのHAPPY LIFE

道中出会ったおばちゃんとマシェーナ☆



お散歩の帰り、マシェーナが会いたい子供がいるから


って、一軒のお家につれてってくれました。



なんか違和感。。。


マシェーナは子供への活動をしていて、


町を歩けばほとんど知ってる子供しかいなくて、子供たちがわーってよってくる。


完全にアイドル状態になるのが日常茶飯事。。


なのに、お家の前に行って、私たちの顔お見たとたん、


子供がお家の中に入って出てこない。。


外から呼びかけて、挨拶だけして、


その場を後にしました。


そのあと、マシェーナが教えてくれた。真実。


そのお家には13歳の女の子を筆頭に4人の子供がいて、


両親はアメリカに出稼ぎに行っていて、


2年前から子供たちだけで暮らしてるということ。。。。


両親は仕送りもせず、お金がなくて食べるものも買えないこともあるとのこと。


マシェーナが前回ここを去る時(マシェーナはここで活動するのは2度目)


とっても親しくしていて、世話をしていたけど、


いずれはみんな去っていくと悟った子供たちがそれ以降、


大人たちに心を開かなくなったということ。。


その子たちの心中を思うと


悲しくて悲しくて。


13歳まだこともじゃん。。。2年前て11歳のころからだよ。。


しかも一番下の子なんていくつよ?誰からも愛情を感じることなく育つって


大人を信じれなくなって当然だよ・・・


誰も知らないて映画あったけど、あれが冗談抜きで


現実にある世界。


私に何ができる?


これからまいにち会いに行くとして、


私もいずれ去る身。心を開いてくれたとしても、


去るときに、子供たちはまた見捨てられた感を味わうかも知れない。


近付くことがいいこととは限らない。


むしろ心を開いてくれるとも限らない。。







ここには雇用機会がほとんどなく、(会社や工場がないから。)


出稼ぎに行っている大人たちがたくさんいる。


7000人位と聞きました。ちなみにこの町の人口は約1万3000人位です。



この子たちだけじゃない。ほかにも両親がアメリカやスペインに出稼ぎに行っていて


生まれて間もないころから会っていなかったり、


じいちゃんばあちゃんと暮らしている子はほんとにたくさんいる。


よく診療所にくる70代後半のおじいさんは、


5人の息子が全員アメリカにいて、何年も会ってなくて、


今は一人で暮らしてるって話してくれたことがある。


語学研修をした町(クエンカ)では、


毎週末親戚中みんなあつまってご飯食べたり


一緒に過ごして、なんて家族関係の深い国なんだって思ってた。


でもこの国全部がそうじゃない。


国の中の貧富の差が激しすぎる。


こんなふうに家族関係が多様だし、町全体の経済状況が貧しいから、


土日も働いてたりもするから、


優雅にみんなであつまってごちそうなんて光景は、ここでは見ない。



いろいろと考えさせられます。。



だけど、子供たちはいつも笑顔で。


走りまわってて。





がんばらなきゃ。


私のできることを。