メタップス、タイムバンクCEOの方が書いた本。

 

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にもその考えはだいぶ掲載されていて、いまさら感のある方もいるかもしれないけど

本で一気に読んだ方がいい、絶対。

すごく骨太な本で、途中でやめるなんてことできなくて

久しぶりに夜中に一気に読み終わった。

 

 

この手の最近の動き的な本は、出版されたらすぐに手元に置いて読んで、消化しないと、世の中の動きはすぐに変わって古くなりそう。

 

お金や世の中の流れには乗れてないけど

なんとなくわかるのが、色んな消費経済で、オンラインで、フリマアプリのメルカリ内で、Tポイントでさえも

日常生活に蔓延る1つの経済圏が存在しているってこと。

 

目の前で現金が動かなくても、ポイントだけで消費が済んでしまう。

お金の価値ってなんだろう、ルールってどんどん変わっていくんだろうな。

 

印象に残ったこと

・中央銀行の仕組みや成り立ち

・経済システムの

 インセンティブ (報酬)

 リアルタイム (絶えず変化すること)

 不確実性 (運と実力)

 ヒエラルキー (秩序、学歴、順位)

 コミュニケーション

・経済の持続性2つ

 寿命があるから新しいサービスを入れる (はじめから完璧を目指さない)

 共同幻想 (自分も参加している感)

・ビットコインについて

・ビジョンの重要性

・変化が激しく、金、人材、情報がすごいスピードで動くと発展する

・今起きている変化を点ではなく線でとらえる (いつも思考していると過去のことも思い出したりして結構疲れる)

・今はあらゆるものの分散化がおきている

 シェアリングエコノミー、トークンエコノミー、評価経済

・Mobike! (やってみたい!中国いかねば)

・トークン化する世界

・お金の価値が下がり、時間や信頼や個性などお金で買えないものが価値があがり続けている

・価値の3分類

 「内面的な価値=愛情、信頼、共感など」と「社会的価値=貢献活動」を高める仕組みになりつつある

・タイムバンクのこと (審査が厳しいらしい~。でもまだ価格が上がりきらないうちに試してみたい。ここに登録されている人はこれからどんどん上がり続けるだろうな)

・エンタメが主要産業になる

 

 

面白かったーーー。

お金のみでなく、近い将来の経済の動き全体に関する本で、だれでも必読。

この著者の別の本も読んでみよう。