子育て本って、一般的な見解、事例が書かれている本が多い中で
著名な方が子育てについて赤裸々に語ってくれるのって少ない。
よく、スポーツ選手など立派に育った方のご両親が書かれるケースは
成功事例から、法則を見つけ出す、というタイプであるけど
親が著名な方で、子育て論を語ると、反論がありそうで怖いからかな。
大前さんくらいの方だったら外野がつべこべ言おうが特に気にしないのか、論破できるのだろうか。
大前さん流の「子供を型にはめないよう子育てする」、っていう点に非常に共感して手にとった本。
一人の人間として子供を信じること、学校や日本というドメスティックな価値観を植え付けなかったことがいいなーと。
面白く読みました。
特に、「あなたはこういう性格」「これが得意なんじゃないか」「このような道に進めばいいのではないか」
みたいな意見は、気づかないうちに頭の柔らかい子供にとっては押し付けとも洗脳ともなりえる。
教育は洗脳であるって本、あったな。。
【メモ】
・家族旅行の計画を子供が立てる
→これ、福岡旅行の時やりました。すごーく、本人たちは楽しかったらしい。
時間も食べる場所も、すべて事前に調べてメモして。また行きたい、住みたいって言ってるくらい。参加するって大事。
・食事中はTVを消して家族で会話
→できてないなー
・親に教えられることを早く作らせる
・サマーキャンプへの参加
→長女だけ経験したけど、そのほかはみんな拒否・・
・4つの責任。自分、家庭、会社、国
・子供と本気で遊ぶこと、時間を作る大切さは実感としてわかる。
時間がない、なくても大丈夫、というのは甘えだ、言い訳だ。
→これが一番身に染みた。ワーキングママのコメントではとかく、時間ではない、中身だ、という
時間がないことを正当化することがよくみられる。
比較する相手が、専業主婦だから相対的に時間がない、となるけど、
朝夜で一緒に過ごす時間って結構あるし、週末の2日間も一緒に過ごすことってできる。
これ、グロービスの学長も子育てにコミットしていて、同じように時間を共に過ごす大切さを書いてて
一緒に旅行したり、スポーツする時間を作り出していた。
やっぱりそうだよね、家族との時間は最優先なんだから、何よりも作り出すものだよねと納得した。
・夏休みはボランティア
→長女しか、、やってない
・親が子供から学ぶ時代
→まさに、学校のこと、社会のこと、音楽のこと、SNSとかも色々教わっている
・子供に生きていく自信を与えること