料理研究家の有元葉子さんは、20年くらい前にベトナム料理の本を購入して以来のファン。
あと読んでて思い出したけど、かご収納もずいぶん参考にしてました。
素材を生かしたレシピが特徴なので、味付けよりも美味しい食材を使うこと、
美味しい調味料を的確に使うこと、そして素材の味が活きた、本当に旬でおいしい料理を提案してくださってる。
イタリア料理やエスニック料理などの諸外国のレシピが得意なイメージだけど
出汁の取り方や、作り置き料理など、最近トレンドのことも昔から実践されていて
今読んでも、すごく参考になります。
食べること、キッチンまわりのこと、住むこと、セルフメンテナンスのこと、愉しく暮らすこと、の5章に分かれていて
全体的に暮らしの知恵があり、それがわかりやすく、具体的に説明してくれている。
【メモ】
*食べる
・汚れやいらないものをためない工夫をすることと、使い切ること
・作り置き挽肉料理の提案。肉そぼろの作り置きにはしょうが、にんにく。ごはんにたっぷり乗せて、もみ海苔も忘れずに!
・ご飯はお櫃にうつすこと。テーブルに乗せれば誰でも好きなだけおかわりできる
→我が家はごはんが大好きで、お米にもこだわりがあって何度もお代わりするからいいかも!秋田杉のお櫃、いいな。
・豆料理が気になる。イタリアの豆。
・大根の葉っぱのふりかけ
・手作りのマヨネーズ、ポン酢のおいしさ
・万能ねぎのみじん切りにごま油と、山椒を添えて
*キッチン
・キッチンではすぐ拭く、すぐ洗うなど、かたっぱしから片付けていく。チョコチョコといつも片付けている
・冷蔵庫はすぐ拭く
・洗い物 同じ食器同士でまとめておく、水をはっておく、洗剤なしで油分の少ないものからぬるま湯であらう。小麦粉などは水で。
・包丁は研ぐもの
→これ読んで速攻研ぎました。切れ味が全く違う!快適。
*住む
・家事大好きらしい!5分家事を何度もする。拭く、磨くが多いみたい
・書類の整理もためないで
→これ苦手とおっしゃっているのが親近感あり。私も!やはりためないこと。すぐやること
*ダイエット
・ダイエットの意味は減量してやせることを指すのではなく、正しくは健康のためにきちんとした食事をすること
→ダイエットは一生続けるもの、という記述があって勇気づけられた。ずっと続けていてなかなか痩せない罪悪感から解放。
・野菜をしっかり食べて、身体を動かして、よく働き、笑顔を忘れず過ごすこと
→毎日自分でご飯を作り、掃除洗濯といった家事を怠らず、普通の生活をすること。。実践できてる
・お腹にためない
*愉しく暮らす
・おもてなしに必要なことは、ワインとおいしいチーズがあれば十分 (同意!)
→自宅に招かれるのが一番うれしい、っていうのは海外経験が長いからこそかな。
私もうれしいし、招くのも楽しい。最近少し面倒に感じてしまっていたけど、やはり楽しいから積極的にしよう!
で、スペース的に6人が限度って決めているのも潔い。我が家はすでに7人だから(-_-;)、でも4人までは大丈夫かな。
少しずつ参考にしよう
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