先日、療育手帳を取得しました。
療育手帳の取得の時期、取得方法、きっかけ、など千差万別らしく
また等級も色々なので、参考になればとメモしておきます。
我が家の長男はダウン症があり、現在2歳8か月。
産まれてからすぐ病院で小児科の先生から告げられましたが
50%くらいの確立で、というあいまいさを残してくださり
これまでのお子さんと同じように育ててくださいね、という優しいお言葉でした。
ダウン症がある、ということは常に意識しながらではあったものの
目の前の赤ちゃんは可愛く、ミルクも飲み、ゆっくりだけど成長していく。
家族も可愛い可愛いとよく抱っこしてあやしてくれましたし、今も同じです。
ただ、合併症や発達の遅れがあるケースが多いので
定期的に見させてくださいね、と小児科の先生が言ってくださり
始めは1~2か月に一度の定期健診に通い、首の座り、寝返りなどを注意深く観察していました。
保育園の入る時期、保育園入園前面接で、きちんと園長先生に話した方がいいかなと思い、
小児科の先生の血液診断をした方がいいのではないかと相談して、受けました。
発達の様子からほぼ確定していたので、別にしなくても良かったのだろうけど
区切りとして、受けました。
それから8か月で保育園に入園。
1歳を過ぎてから、まだずりばいのみでの移動なので身体療育を勧められ
小児科の先生に療育センターを紹介していただきました。
それから今に至るまで、隔週で1回、療育センターでPTを40分間受けています。
1年半通って、ようやく高這いの体勢が取れるようになってきたところで、やっぱりゆっくりです。
発達の検査は半年に1度、2回ほど受けています。
2歳半の時点で、1歳程度の発達結果。
療育センターの通園クラスでは2歳から集団保育があるらしく、4月からの通園を勧められました。
同時に、療育手帳も取っておいた方がいいと言われて
医師から診断書をいただき、2月に区役所に出向きその場で書類を記入して申請。
1か月くらいかかります、と言われ、3月下旬に取得しました。
療育手帳のこと、先に自閉症のある子の親から色々教えてもらいましたが
たくさん手当があるんだな、と初めて知りました。
障害の程度によって若干異なりますが
障害等級は最重度、重度、中度、軽度の4種類あり、長男は重度認定。
重度だと、児童手当や医療費手当の他、タクシーかバスの補助券とか、動物園など公共の施設の無料、または割引、電車や飛行機の同行者割引まであるんですね。
外出が多い我が家には、かなり助かります。
一方で、療育手帳の申請の際に何か困っていることありますか?
と聞かれ、特にありませんと答えていました。
改めて、今はあまり困ってないのに、こんなにサービス受けてしまって恐縮です、、という感じ。
まだ受けてないけど、これから受けることになるんだろうな。
あと、大人になってからも困らないように、児童手当はしっかり貯蓄するべきなんだろうな、とか。
ただし、いずれも所得制限あります。
我が家は所得制限でもらえません。
税金も多いし、子供も多いし、給料あがっても手取りはあまり変わらないのになーという残念さ。
さらに、私立中学、受験塾にも多額の教育費がかかりますので。。。
かなり厳しい財政です。( ノД`)シクシク…
そんな中、手当あるのは助かる!と一瞬思ったけど
まあ、そんなに世の中甘くないですね。。
両親共々頑張って、稼ぎます。