心の叫び、心の声を聴いて | 自身が自信になる瞬間・・・♪

自身が自信になる瞬間・・・♪

アンガーマネジメントやメンタルヘルス、
人の心の成長をサポートをする仕事をしています。
企業研修、アンガーマネジメントファシリテーター、心理カウンセラーの仕事をする中で、また人とのかかわりの中で、気づいた事や感じた事、学んだ事など書いていきたいと思います♪

医学部志望から美大志望へ

 

私のクライアントさんのお話です。

彼女は親からずっと「医学部へいけ」と言われてきた(と思っていた)

長女で、もともと勉強もできて、優等生で、親の期待に応えようとずっとずっと頑張ってきた女の子でした。

 

しかし、高校時代にいろんな出来事が重なり、不登校に。

なんとか卒業はできたものの、医学部への実力にはなかなか到達できず、毎年予備校通い、それが3年目。

 

高校時代の友達は就職活動の話

楽しいキャンパスライフの話

恋やファッションの話

もうついていけない

どんどん孤立、孤独。

 

勉強しなくちゃ
でも全然気持ちが入らない
またダメだったらどうしよう…
焦る、でも集中できない…

 

まるで

行きたくない!と抵抗しているワンちゃんを

無理やり引っ張っているような状態。

 

 

いい加減なんとかしないと!!との想いで、

お父様が私にカウンセリングを依頼。

 

最初は、マスクをして、目も合わせようとしない。

そりゃそうだ、無理もない。

だって親から言われたカウンセリング、本人は受けたいかどうかはわからない。(多分受けたくない)

 

でもそれから

じっくりじっくり

ラポール築いて

じっくりじっくり

関わること、数か月。

 

 

そして

だんだんと本音が出るようになって

 

 

ある時

本当は、医学部なんて行きたくない。

本当はデザインが大好きで、美大に行きたいんだ…と

 

 

これは本人も気づいていない

心の叫び。

 

 

思ってもみなかった

 

でも

どれだけ勉強しても受かる気がしない

どれだけやっても不安が拭い去れない

どれだけやってもワクワクしない。

 

 

自分の心の奥にある

本当欲求に気づくことができて

それから

『壁』でもある両親に想いを告げて

 

でも両親に告げるまでは…

それはかなり大変で

怖くて

何日も眠れなくて悩んだ日々…。

 

 

今は、応援してくれている状態に。

 

 

今は

デッサンどうしよ…

どの大学がいいかな…

 

まあ悩みは尽きないな。

不安も山ほど。

 

でも間違いなく、

前の時とは、悩んでいる表情が違う。

 

あとはやるだけ。

応援してるよ!