割り勘論争は馬鹿らしい、好きならいいじゃないか！と思いますか？しかし、サラはモヤモヤし続けております。割り勘は平等だから、まだいいです。

問題は、お酒を飲む人と飲まない人が完全に割り勘というのが…、フェアじゃなーい！

西くんとの交際話において、これまで触れていない箇所があります。それが支払いに関して。

基本、西くんとのデートは、割り勘です。例外はサラの誕生日の週末のときだけでした。


サラはお酒を飲まず、ソフトドリンク（いつも１杯くらい）に対して、西くんは酒豪なのでいつも３杯以上は飲みます。


そのため、西くんはサラより多めの金額を出すのですが、妥当な値段を払ってるor感覚値で払っているので自分の飲み食いした金額より安い、ということが何回も起こっていました。

しかし、厄介なのは、西くんとしては多めに払っている感覚があること。ちゃんと計算していないからね( ；∀；)。

プロなのに、ずさんな計算をする西くんに正直、不満がたまっていました(-_-;)。

数回ならいいや、と流していたのですが、こういうことが続いていたので、ついにブチ切れました（●｀ε´●）。


ご飯を食べ終わって、お会計の伝票が来た時、

『8000円か。今、細かいお金がないから1万円で払っていいかな？』

『いいよ。今、僕もお札は4000円しかないから、あとで1000円払うね』

『ん？足りないんじゃない？』

『わかったよー。あと500円ね』

『いやいや、それでも足りないでしょ？前回は完全割り勘になっていたけど、西くんの方がお酒を飲んでたし、単価も高いよね？今回はそれも含めて計算してほしいな』

※前回も同じ流れで足りないことは伝えていましたが「細かいお金がない」ということで忘れさられていました。

『えー！それも？僕が貯金がないの知ってるでしょー。前回はたまたまそうだったけど、いつも多めに払ってるやん』

『西くんは多めに払っている感覚があるかもしれないけど、飲み食いした妥当な金額を払ってるだけだからね。多めには払ってないんだよ？』

『そんなことない！ケチくさいこと言ってー！』

『ケチじゃない！平等じゃないから言ってるんだよ。割り勘なら問題ないから。でも、西くんは飲むから、それで割り勘はフェアじゃないでしょ！どっちがケチかな？』

『なんなんっ！人をケチ扱いしてー！』

このようなやりとりで、ブチ切れました。

完全に怒り顔になっていたと思います。

『はっ？ケチは西くんでしょ？何回もこういうことがあったから言ってるんだよっ！』

心の中では、『ふざけんな！このどケチがっ！』と暴言を吐いていました。言葉にはしなかったんですけどね。

『怒ってるの？サラちゃんが珍しいな。ごめんってー。ちゃんと払うからさ。

でも、ケチ扱いは酷くない？確かに僕はケチでなところもあるけど、貯金がないんだから。東京の物価が高すぎるのが悪いんだ！大阪だったら…』

という感じで、日本の経済のせいにして終わりました（笑）。


いつもモヤモヤしていましたが、よく考えると、西くんにはちょっとした雑貨やおやつを
普通の日にプレゼントしてくれたこともあったし、ちょこちょこ飲み物なども奢ってもらってたな。言い過ぎた…。

でも、こういう言いづらいことも伝えられたのはいいことかもしれない（笑）

と、都合よく解釈しています。

今までのサラなら言えずに終わってるからなぁ。

この会話で険悪な雰囲気にはなりましたが、その後のわだかまりもないので、逆に良かったかもしれません。

西くんには

『男社会だと、飲み会の精算は「飲まないやつが悪い」っていう感覚だったから…気づかなくてごめん』

と言われたのでした。

ひとまず、この問題は解決しました。


しかし、「ケチな男性は貯金が溜まるからむしろ歓迎！」、と思ってきましたが、西くんの場合は、お酒に使ってしまうので…不安要素です。。





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