お疲れ様。今回もありがとう。
この言葉でお仕事が終わることに感謝する日々ですが、
僕の中で一つの主軸を持つことが増えてきました。
最近は声のお仕事のハードルがとても低く、
興味のある方や様々な方の進出が見え始めて、
本当に多くの方が声をお仕事として活動していますね。
びっくりなのが今までプロとして事務所で活動されていた方が、
自宅録音に入ってきたり、同人作品に出演されていたりとか、
ほぼ敷居はなくなってきた気がしてます。
そこでもコンスタンスにお仕事をさせていただくことってすごいことって自分で自分を褒めてるところがあるけれど、
このコロナ禍で間違いなく宅録も戦国時代を迎えたと思っております。
いつもだけど、ここで問題になるのが金額問題と有償無償問題。
僕は最近では触れないことにしている。
新規参入が低くなりつつある中での価格破壊は、誰かが辞めたところで変わることがない。
そこはなぜかというとね。長くなっちゃうから言わないようにって思っているけれど、
昔は予算がある程度先にあったものが声をつけたり付加価値をつけたりするもので、
今は予算がある前提ではなく、中には声をつけることという価値でお金を稼ぐものに変わりつつあるから。
付加価値という声のお仕事が、いつの間にかスタンダードなものに変わり、
そこにたくさん進出している人がいる限り、絶対に止まらないものだと考えています。
少しでも有償でお仕事してちょっと成功した時って、下を見て「このままじゃ…」って思ってしまいたくなるときがあるけれど、
自分の主軸を変えずにポリシーを曲げずにやっていることだけで僕は良しと考えているので、
極端な話どんなお仕事でもひとつひとつこなしていくことがプラスに変わると思っております。
このままじゃ声のお仕事が終わる…ではなくて、変わるのは声を提供する僕たちのほうかもしれないですね。