仕事の捉え方は人それぞれですよね。


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ご存知、ソフトバンクの孫さんが東日本大震災での被災者支援のために個人で１００億円を寄付しました。


ある長者番付による調査によると、

孫さんの個人資産額は６８００億円（！）ある

とのことですが、このビッグなニュースに驚いたのはきっと僕だけではないでしょう。


ユニクロの柳井さんがいち早く個人で１０億の寄付をしたときももちろん驚きましたが、、、

まさか孫さんが１００億円の寄付とは。


例えどんなにお金を持っていようとも普通１００億の寄付は出来ないでしょう。


しかも孫さんの場合、引退までの報酬全額も寄付するとのこと。


えっ！・・・引退までの報酬全額を寄付！？


ということは働けども働けども孫さんの手元にお金は入ってこないわけです。

じゃあ今、孫さんは一体何のために働いているのでしょうか？

経営者にとってもマネージャーにとっても入社したばかりの新入社員にとっても
この「何のために働くのか？」

というのは普遍的なテーマではないでしょうか？


志し高く・・・

孫さんの座右の名は「志し高く」です。

学生の頃に坂本龍馬の本を読んで、

「何かでっかいことをやってやろう」という

志を持ったそうです。

孫さんは「仕事」についてある講演で以下のように語っています。

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龍馬は３３歳で死にました。

最後の５年でどでかいことをした。

じゃあ俺だって５年間だ。

命より残ってる５年間でまだ

やれることがあるんじゃないか。

頑張って仕事すれば、娘の笑顔をまた見れる。

病院のベッドを抜け出して、命縮まると言われて医者から怒られながら会社の仕事。

結局俺何のためにやってるんだろうと思ったら、笑顔が見たい。

大きな大義とかどうでもいいと思ったんですよ。


笑顔が見たい。


何がほしいか。

娘の笑顔がほしい。

娘の笑顔だけでいいか？

いやいや、家族みんなの笑顔がみたい。

親も、兄弟も、笑顔が見たい。

それだけでいいか？

社員の笑顔が見たいな。一緒に働いた。

助けてくれたお客さんの笑顔も見たい。

お客さんてどれくらいだ。

見も知らない知りもしないどっか遠くの国のカンボジアかどっかの山ん中のどろんこに顔を汚した５歳くらいのちっちゃな女の子が笑顔で天を仰いでいる。

誰に感謝していいか分からないけど、ありがとうとつぶやいている。

そんなことができたら、自分としては幸せかな。

そう思うと、

やっぱり最後にもどったのは、究極の自己満足。


自分が満足するために仕事をしてるんだ。


究極の自己満足というのは、

自分のエゴのための満足じゃなくて、

自分の物欲とか名誉欲とかじゃなくて、

自分の究極の自己満足は、

わけのわからないどこか遠くにいる人から、名前も覚えてもらってなくてもいいから、感謝を一言ちっちゃくつぶやいてもらいたい。

それだけで満足だ。

というのが、僕の最後の結論です。

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ではあなたにもう一度質問です、

あなたは今、何のために働いているのでしょうか？