慶野松原は、古くは柿本人麻呂らにより「万葉集」に詠まれた

風光明媚で知られた景勝地。約5万本の淡路黒松が生い茂り、

白い砂浜が約2.5kmにのびる瀬戸内海でも随一の白砂青松の

松原です。千鳥の貴重な繁殖地であり、早朝には千鳥の鳴き

声が聞こえます。

現在でも「日本の渚百選」「日本の水浴場88選」「日本の夕陽

百選」に選ばれており、夏に限らず多くの観光客でにぎわって

います。
播磨灘に面して広がる美しい海岸の砂浜には樹齢

数百年にも及ぶ老松や矯松が生い茂り四季折々の情緒も豊か

に人々を迎えてくれる。松越しに見る瀬戸内海の夕日はまさに

絶景。


瓦(かわら)ぬ愛を誓う「プロポーズ街道」があり、日本一のいぶ

し瓦と白砂青松、海、夕焼けがロマンチックな散策へと導いてく

れます。また、プロポーズ瓦道にはプロポーズや誓いの言葉を

刻んだハート型の瓦が並び、散策する人もちょっぴり幸せ気分

になります。兵庫県伝統工芸品に選ばれた鬼師が製作した鬼

面が並ぶ「鬼塚」、瓦で製作した干支、七福神、高砂などが目を

奪う「鬼愛街道」、俳句や短歌が刻まれた「万葉の甍道」、愛の

誓いが刻まれた「プロポーズ瓦道」など、特産のいぶし瓦を活か

した遊歩道が松林に風情を添えています。(コピーライト淡路島観光協会)