always love/妖しの恋 小話「カウンターの下の秘め事」5 | 花の兎 雪の兎~オリジナルと2次元 2.5次元BL~

花の兎 雪の兎~オリジナルと2次元 2.5次元BL~

日々のあれこれ、気ままに創作、なんでもありのブログかな?

いきなりの告白に ユンは固まり マオ先生のグラスの貴重な日本酒が溢れそうになって「おいっ、ユンっっ、酒っっ」と俺は慌てた。

 

 

「あ、溢れるとこだった・・・。てか・・・」

 

「その・・・、心構えとか・・・、そろそろかな、と思って・・・」

 

 

「はーーーーーっっ? 俺たちより出会ってから長いよね? ずっとふたりとも一筋だよね? まだそんなのでウロウロしてるって・・・ダイスケ・・・、ヘタレすぎ・・・」

 

 

たしかに・・・と俺も頷いてしまう。

 

 

「ダ・・・、ダイスケさんのことを悪く言わないで。僕を大事にしてくれてるの」

 

「それでも・・・ネタだと思ってたんだよ。いや、寝てはないな、じゃなくて ネタかと・・・」

 

 

「・・・・・手・・・は繋ぐよ」

 

「・・・・・キスは?」

 

 

「・・・・2回・・・。だから・・・その・・・・どういうのかなぁ・・・て 考えたらわかんなくなって・・・」

 

「・・・・・・2回って・・・たった? 何年経ってると思うの。結婚前提なんだろう?」