「・・・・・結婚してから・・・かもだけど どうなのか気になって。ふたりとも獣人系だから・・・わかるかな、て」
ユンは呆れたように俺を見て 俺は俺で心の底から呆れて鮎を焼きに入った。
・・・俺たちはふたりとも獣人系だけど マオ先生はヒト形だからなぁ・・・
「ちょっと、ユキ。いろいろ話さないでよね」
「わかってるって・・・」
恥ずかしいのかめずらしくユンも赤くなって 俺の肩をぴしゃりと叩いてきた。
・・・話す訳無いだろう。
いくらマオ先生だって ユンの乱れてるところなんて想像してもらいたくないからね
ちょっとした独占欲
俺と恋人のことは 俺たちだけの宝物、ということだ。
「それは・・・、場合によりけりじゃない?」
「その場合、というのを知りたいんだけど・・・。それに・・・ダイスケさんの人狼のときの・・・アレ・・・見たことあるけど・・・。あ、事故みたいなものなんだよ。満月のときに 知らないで 興奮状態のダイスケさんのマンションに行って・・・。あのサイズ・・・むりだよね・・・」←always love本編より