適切な価値 | Civaオフィシャルブログ「極天論」

適切な価値

ものには適切な価値というものがある。


それを大幅に上まわっても、不当に下まわってもダメだ。


こんにちわ。

ミリオンダラーの価値を持つ男、Civaです。



最近は転売などで利益を得る人も少なくない。転売の全てが悪いとは思わない。


欲しいものを買って、使わなくなったから中古品として適切な価格で売るのは良いと思う。

数多く、安く仕入れて適正価格で販売して利ざやを稼ぐのも良いと思う。

壊れたものを安く仕入れて修理して適正価格で売るのも良いと思う。



しかし、限定品など興味も無いのに買い占めて、不当に高い値段で転売するのはいただけない。

コンサートチケットも同じく。


どうしても手に入れたい人の足元を見るやり方は好きじゃないね。


俺はモノに執着が無いから、手に入らないなら要らないし、並ばなきゃ食えないなら別のものを食う。


適切な価値で提供されないなら、他にも代えになるものはいくらでもある。こんな時代だからね。


代えの無いものだと話は別だ。

命であったり、思い出であったり。




こういった希少品の高額転売に関してずっと思ってる事がある。


「なんで買うんだい?」


だ。


何倍もの値段でも、買う人が居るから転売する人間も居なくならないわけで。



例えば世界に1台しか無いテーブル。

20万で売ってたけど買えなかった。

そしたら40万でメルカリに売ってたから買った!

これ、買わなくて良くない?

世界に1台しかないテーブルは1台しかないだろうけど、テーブルはいくらでもあるじゃない。

どうしてもそのテーブルじゃなきゃいけない理由はなんだろう?


好きなタレントのサイン色紙、10万で買いました!

要る?サインなんて、紙とインクだぜ?

それはあくまでタレントが自分の為に書いてくれたから自分の中で価値があるだけで、他者に向けて書かれたものになんか価値があるのかい?


一時的に熱くなるのはわかる。

そして、その熱さがお金には代えられないものだと言うのもわかる。


わかるのだが、関係ない奴に大金を落とすくらいなら、熱くなる源に居る人にお金が渡って欲しいよね。


でも限定品は品切れになるし、チケットも完売になっちゃう!仕方ないじゃん!

どうすればいいのよ!


そうだな!

販売元が再販しろ!

アーティストはもう一回コンサートしろ!


買えなかった本当に欲しい人達全員の手に渡る様に!

見れなかった全ての人が見れる様に!


そして、買えなかった人や見れなかった人から優先にするんだ!

システム作りが難しいかとは思うがね!



とにかく、本当に必要な人達に適正価格で流通して欲しいし、個数限定なんてしなくていいよ。会場もソールドアウトみたいな名目いらんから、一回りでかい所で充分な座席でやってくれ!


難しい事はもちろんわかっておりますとも。

その上で、頑張って欲しい。





そして、世の中の多くの人は、その執着する心を小さくして欲しいね。


なぜそれに執着しているのか、その理由を客観的に自分を見て考えた時に、明確な理由が無く広告に踊らされ商業に利用されている様なものであるならば、執着する心をなくして代替品を探してみよう!


なんでもあるぜ、モノに溢れたこんな世界ならばな!