長崎原爆資料館
1945年8月6日に広島に世界で初めての原子爆弾が投下されました。
その3日後、8/9米軍は再び原爆を投下しました。
当初の投下予定地は小倉でした。小倉市内は煙が立っており視界が悪く操縦士は投下地点を確認できず、小倉投下を断念しました。この煙は前日にアメリカ軍が小倉の隣町・八幡へ大規模な攻撃を行い、その残煙であったといわれています。また、8/6広島に原爆が投下され、日本の各都市は二発目の投下を懸念し、地上に煙を立て、上空からの目標確認を妨げる作戦を立てました。八幡には日本最大規模の製鉄所が操業していました。彼らは米軍の爆撃機が飛来した情報を得ると、煙幕装置に点火、小倉の上空に煙幕をはりました。そのため操縦士は投下地点を特定できず、また、日本軍も追撃を開始、結果、搭載機は長崎へ進路を変えました。
1945年8月6日,美军把原子弹投下了广岛。这是世界首次被投放的原子弹。
3天后,8月9日美军又投下了一颗原子弹。
原来的投放目的地虽然是小仓市,但是小仓的空中冒着飞烟,驾驶员的视野很窄所以看不清楚投放目的地,不得不放弃了把原子弹投在小仓的计划。8月9日的前一天,美军向小仓旁边的城市八幡市进行了大规模的空袭,所以这个烟是空袭的残留。还有一个观点,因为8月6日美军投下了原子弹,所以日本的每座城市都在警戒美军会再投下原子弹,因此有的地方政府采取了故意点火放烟幕的计划。在八幡有日本最大的制铁厂,制铁厂的职员收到美军轰炸机飞来小仓空中的消息,就点火放了烟幕。结果驾驶员不能瞄准投放地了,而且日本军轰炸机开始追击,所以驾驶员飞往了长崎县。
長崎・佐賀に行きました。
着いた日は雨。
もし ほかの場所へ行き雨だったらがっかりしちゃいますが、長崎は違います。
長崎は今日も雨だったと前川清さんも歌っていますもん、
いいんです、雨が当たり前なんです。
ずっと口ずさみながら歩きました。
長崎ではやはり原爆資料館は通り過ぎることのできない場所のひとつです。
前回、知覧特攻平和会館へ行った際には 一人旅の女性の思い出話に付き合い
(それはそれでいい思い出ですが)展示を真剣に見ることができなかったので
今回は音声ガイドを借りて ひとりで 自分の速度で見学しました。
このような悲しみの資料館を見学して よかった、面白かった、というのは
ちょっと違うような気がしますが
自分の目で見学ができたことは素晴らしい経験でした。
また、この小倉の煙幕の件は何年か前にNHKの番組で
見ました。
空襲の残煙なのか八幡製鉄所の煙幕装置によるものなのか
両方なのかはよくわかっていないそうです。
もし、長崎に投下が出来なかったら海に廃棄する予定
だったそうです。
わたしは毎日つまらないことで一喜一憂していますが
自分が平和で衣食住に(一応は)困らないで生活できていることに
感謝しなくてはならないのですね。