狭幅バケット製作 | 建機レンタル営業日記慎太郎のブログ

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こんばんは。

バケット製作で忙しかった松本さんです。

久しぶりにバケット製作をしました。

今回は作り置きしておいたバケットにハンガーだけ

作って溶接するだけでしたが、工程をいつもと変えて

材料の調達がスムーズにいかず、かなり手こずりました。







普段、実機がある状態で製作を行うことが多く

実機がない場合は、寸法を完璧に合う状態で

製作しなければならないと言う、きめ細かさが

求められます。

基本的に、バケット、ピン二本は水平である必要があるので

そこのポイントさえ押さえておけば、ボス幅は

スペーサーで調整出来ます。









しかし、今回、ネットで調べた寸法が、

取り付け機械より狭いと言う最悪な状況に陥り

ハンガーを一度切ってつけ直すか?ボス幅を

ボスを切って調整するか?悩んだ結果、ボスを切り

切り落とした鋼管を、ピンのツバに使いました。



本来なら、カラーに抜けどめ用のボルトを通し

ピンと固定しますが、今回はスペーサーをリンチピンとの

間に入れて、抜けどめとして完成させました。

ピンはs45cの丸棒を使い、ドリルで穴あけをしましたが

当初の予定では、ガスで穴あけしたのちに、ルーター

もしくはリーマーで中グリしようと思いましたが

せっかく焼き入れしていない無垢の鋼材だったので

あえてドリルで穴あけをしました。

前にss400の穴あけをフライスで行い、簡単に空いた

経験があったので、ドリルで挑戦した所、コバルトハイス鋼9mm

で、いきなりぶち抜いても、案外簡単に空けられました。

しかし、最後の最後で、刃のボロボロな10mmで拡張しよう

試みましたが、熱だけ持ち、更にオイルを流しながら

作業したので、焼き入れ状態になったのか?

9mmで揉んだ時がかなり大変でした。