はじめまして、管理人のマルタックです。

今日は小学校受験について常識でありながら、なかなかご両親で受け入れられない事実を書いてみようと思います。この内容は必要な方には必要ですが、何を当然のことを、、、と思われる方も居ると思います。今日のお話しは、絶対に地域NO1の学校にいれる!と思っているご両親は読まなくていいかもしれませんね。ある意味モチベーションの話しかもしれませんので。。。


個人塾や、普通の塾、というような、”子供たちに勉強を教えること”をメインにお仕事をなさっている方達には書けない事かもしれませんが、私はそれを仕事にしているわけではないので、まぁ思った事をバンバン書いて行こうと思います。私自身は小学校受験を終えていますし、そもそもこんな個人のブログを皆が見るわけもないと思うので、そこ言っちゃダメでしょう、と言うようなことも書いてしまってみようと思います。

 

 小学校受験の為に、塾に通って必ず合格への切符を手にしたいと言う人もいれば、うちは、受かれば行くけどそうでなければ別にどっちでもいいわ^^とお気楽にやっている人も居ると思います。しかし、もしも小学校受験で地域ナンバーワンの学校に行かせたいという気持ちがうっすらあるならば、お子さんが年少であるなら、既に意識を変えなければいけません。年中であるならばまだ間に合います。年長さん、、、ダメもとでぶち当るのならばいいかもしれませんね。ですが、正攻法では上手くいかないかもしれません。と言うのも、子供が”受験用の勉強”を始めて本当の成果がでてくるのには、最低でも1年半くらいかかるよと言うことなのです。ですから、幼児教育で、受験勉強と関係ないけど受験にも効果があるよ!程度に謳っている幼児教室に通わせているならば私は、即刻お受験用の塾に変わるべきだと思います。

 特に幼児の場合、生まれ月も関係してきます。はっきりいいますが、1~3月生まれのお子さんをお持ちの方、戦う相手は4~夏までに生まれたお子さんたちです。小学校受験で生まれた月を考慮しますと言う学校もありますが、結局蓋を開けてみれば、ほとんどが4月~夏に生まれているお子さんで、冬に生まれているお子さんは少なめです。考慮したとしても、別に生まれ月毎に明確に決めて、優秀な子供から取る、というわけではないのです。ざっくり1~3月くらいに生まれた子たちも取ろうね。と言うくらいなものと認識した方がよさそうです。ちなみに我が子は、兄弟で地域NO1小学校に入学しましたが、どちらも1月3月生まれと、受験では圧倒的に不利な生まれ月でしたので、受験に対しては相当綿密に用意をしました。

小学校受験にあわよくば、、等と言う甘い考えは通用しないと敢えて言いきろうと思います。なぜここまで言い切るかと言うと、なんとなくでやっていて、試験だけ受けてダメだった人や、記念受験記念受験!と言いながら、いざ落ちると、子供を全部否定された様な気持になって後になって、親子で落ち込んだり、あんな学校に受からなくてもよかった!と、幼いうちに逃避経験として、記憶に残すご家庭をたくさん見ているからです。私は、コンクールも様々に受けて、自分なりには必死にやったのに結果がまるでダメだったこともあり、大変悔しい思いも毎度したのですが、こういった経験はきちんとした挫折経験として残される方がはるかに為になります。私にとって、挫折経験として自分や子供の意識に残す事は、この程度ではダメだったんだ、まだこの分野は深く掘り下げられるんだ!と正しく物事を理解するための杭になりました。城を作る前に縄張りと言うのをするのですが、まず杭を打って、そこに縄をはるので、縄張りといいます。人生の大きな出来事には、目をそらさず正しく杭を打つことで、そこに縄を張って自分自身の縄張りとすることが出来るのです。この分野は私には向いていなかった、やったことが無駄だったから、もうこの分野をみるのはやめよう、、、と目をそむけて杭を打たなければ、そこに縄を張ることが出来ず、どんどん自分を小さく、みじめにしてしまうのです。

 

 また、小学校の受験勉強は一見、実際の小学校の勉強とは関係ないように見える問題が多いので、受験塾に行かせたけれども、御縁が無かったことで、ご自身がやってきたお子さんとの受験勉強が無駄だった!と思われる方にお会いするのが残念で仕方がないからです。これは世の中にノウハウばかりが溢れていて、Know why?を知れる場面が少ない事が問題だと思います。しかし、受験のための一見何でもない問題には必ず意味があります。小学校受験に実際に出題される問題が、Know Howだとしたら、Know whyの部分とはこういうことです。小学校のお受験の問題は学校に入って学年ごとの課題の勉強をする為に、事前に子供が身につけておくべき内容は軽く網羅しています。これを訓練しておくことは一体どういうことかというと、お子さんが学校での課題をクリアするための問題の情報処理の仕方を身につけていると言うことなのです。ですので、小学校の為の受験勉強をしっかりした子供は、学校に入ってからの情報処理能力が格段に違ってきます。そう言った意味でも、まず小学校受験のための勉強はけして無駄にならないことで、こういった勉強を通してお子さんの能力を早いうちに上げてあげるということだと知ってほしいのです。脳の能力は、積み重ねで開花します。そして、早いうちから、たくさんのよい経験を与える事や、記憶を重ねるお陰で他の脳とはどんどん差がついて行くのです。

 

しかし、ここで残念なお知らせがございます。小学校受験で、”絶対”はありません。なぜなら、学校だって全ての方に席を用意したいのですが、教室には決まった数の席しかないのです。だからこそ、こちらのブログに来られた方には、早いうちから受験を意識してもらい、限られた志望校の席を手にいれるべく、様々な情報に敏感になって欲しいと思いました。

 

私が今回皆さんに一番お伝えしたい事は、小学校受験の合格への道は、近道はないと言う事です。むしろ、とても苦しいいばらの道をお子さんと歩まれる決心をされた方、合格ラインを超えるだけの結果を生む努力の糧として、志望校への合格が得られるのだと理解された方だけ、どうぞ私のブログをお読みになってください。

 

私は、小学校や、学校に受かるというのはどう言うことなのか、学校って本来どういう場所なのか?と言うのをきちんと理解して行くことが、今後の子供たちの将来にも関わって来ると思っています。自分の子供たちに、人として良い人生を送らせてやりたいのです。今心理学で、流行している言葉に人生脚本という言葉があります。3歳~15歳くらいに子供たちは自分自身の人生の指針を建て、自分の人生がどのようなものになるか?と言うような人生の脚本ともいえるストーリーを描くそうです。これは一度決めてしまうと、大人になって覆すのはなかなか大変だそうです。心理学ではしばしば、環境が全部変わらないと心理的な問題が治ると言うのは難しい。。。と言われるようなことがあります。カウンセラーの人についてもらって、一から成功脚本と呼ばれる人生脚本に書きかえるようなカウンセリングを受けている人もいるほどです。

 

 

 

 子供たちに小学校時代、どう言った学校で過ごさせるのか?と言う事は確実に人生脚本に影響するポイントになると思います。人生脚本というものが存在しなかったとしても、人格形成に、学校選びは確実に影響してきます。こういった理由から、私はそのご家庭にあった小学校受験をお勧めしますし、近くに良い小学校が無いとしても、やっておくべき当然の努力をする事や、気をつけるだけで、素晴らしい人生が送れるようになると思っています。思いついた時に、こういった受験に関する内容を書いて行こうと思います。世の中には、受験に関する嘘や、根も葉もない噂話、根拠が無い話し等が溢れていますが、お子さんがお受験で頑張っているご家庭の親御さんや、お子さんの気持ちが少しでも楽になるように、正しいと私が信じている事を書こうと思います。