今日はナイロビに上がる。

1700からの

AFYA勉強会参加のため。

保健系の方が集まって

国際保険のJICA専門家渡辺さんが講師。

タウンから事務所に迷って遅れて参加。

4人だけ。

あれ???

しかも隊員ではなく

専門家やNGOのひとで

みんな知らない。

これは場を読み間違えた。

保健分野ではない

あたしがここにいるのは場違い。

勉強したいと思ったけど

レベルが違うようだ。

でも内容はとても勉強になった。

ケニアは2年前に地方分権化を行った。

途上国で初めて地方分権を行った。

安定もしておらず、

まだ貴塾な政治基盤なのに、、、

でも渡辺さんは、、、

ケニアの基盤は民族背景。

とてもケニアは民族を重んじて

母語=民族語を話すし

選挙では同じ民族を応援する。

それで過去内戦もあった。

そうだいたい民族で固まって暮らしているため

地方分権にしたほうが

部族単位で

政治できる可能性が高いため

いいのではないかと。

そうではない地域ももちろんあるけどね。

ある程度の決定は

中央政府がやり

地方政府に予算を送って

予算の使い方を決めてもらう。

なので地方によって

保健に使うお金はバラバラ。

渡辺さんの資料では

カウンティで保健に使う予算は

全体の13%が平均。

でも3%のところもある。

それって給料も払えてない

状況ってこと。

なので政府の病院で

デモが起きている。

無休で働く医者と看護師さんが

職場放棄。

もちろん、

重病患者は亡くなっていく。

デモをする人がひどいとはあたしは

一概に言えない。

何ヶ月も無休で働く

医者だって看護師だって

目の前の患者さんを救いたいと思ってる。

でも自分が食べていけないようなら

職場にもいけなくなる。

カウンティ(県みたいな)から

ちゃんと下へ下へ

お金が届いていくのか。

お金がちゃんと動いているのか。

保健だけでなく

あたしの児童局でも

同じ問題である。

まだお金が来てないから

何もできない。

Cash transferのお金が遅れている。

そんなことはよくある。

でも末端に行けばいくほど

遅れたことによって

ダメージは大きい。

でもカウンティの働きを変えることは

あたし隊員レベルでは到底できない。