今日はとてもすごい発見。
今日はマヒガ児童保護施設から帰ってきたら
オザヤ更生学校の子どもたちが見当たらない。
授業の時間なのになー。
っと、思ったら奥の草っパラにみんなで集合して
青空授業みたいになってる。
ギシュキと見に行きいっしょに授業を見学。
HIV/AIDSについて外部の人を呼んで
子どもたちに授業しているようだ。
そういえば学校にpositive(HIV陽性)の子がいて
周りの子が勘づいているという話をきいた。
さすがmanager。さっそくこんな授業を取り込むとは。
とてもわかりやすいはなしで感染経路。気をつけることなど。
子どもたちも進んで質問をし、
最後にはみんなぜひ検査に行きたいと。
おおーーー!すげーーー!
大人よりも子どもに教育した方が
効果があるなって思った。
もう一人ゲストがいて
あれエスタ?
マーケットで会う強烈なお母さん。なんでそこに?
彼女ははなし初めて自分がpositiveだということを
子どもたちに話した(´・ω・`)
ケニアの社会で告白するってどんな気持ちなんだろう。
彼女はpositiveだけど
とても幸せで普通の人と変わらない生活を送っていると。
彼女が1人目を産んだときに
HIV positiveだと判明。
妊娠したときにみんなテストをするそう。
彼女の子どもにも感染。
だんなさんもpositiveだと判明。
でも彼女は2人目を妊娠。
HIVの感染は体液、血液、母子感染だが
母子感染は防ぐことができる。
2人目はNegative(陰性)。
これを明るく笑いながら話、
Positiveだからって暗くなる必要もないし
子どもを持つことができると!!
私はとても感動してしまった。
いつもちょっとウザいくらいに思ってた元気なエスタが
Positiveでそれを周りのひとに告白して
HIV/AIDSの偏見をなくす活動をしているなんて。
こんな身近なところにすごい人がいたんだね。
彼女はきっと自分や子どもが
Positiveと知った時きっとショックだったと思う。
その彼女はここまできた過程は長かったと思う。
エスタを尊敬した。
協力隊が頑張らなくてもケニア社会で頑張っている人がいる。
自発的に頑張っている人はいる。
とってもうれしくて感動した。
エスタ、すてきなお母さんだよ。