雪組

ミュージカル『ロミオとジュリエット』
Roméo & Juliette
原作/ウィリアム・シェイクスピア
作/ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出/小池修一郎


を観て来ました


研一で謎の抜擢をされた娘役が演じたジュリエットは、歌が上手でした。デュエットもストレスなく聞けたし、ねねちゃんのジュリエットの時は緊張して聞いてた歌も、難なく歌いこなしていました。実力はあるらしいのは分かりました。演技やダンスも特に欠点があるとは見えず。見た目も工夫されていて、実年齢どおりの初々しさもありました。肩幅の広さや背の高さなど、ロミオとのつりあいという面では、どうかな?とも思いますが、一年目でこれだけできたら、十分です。

でも、観ていてすごく しんどかったshock


裁判のことが一時も頭から離れなかった。彼女や彼女の同期が行ったことを思い出さずにはいられなかった。陥れられて、傷ついて、ひとり去らざるを得なかった少女のことを思わずにはいられなかった。苦しかった。

宝塚を観て、初めてストレスを感じた。ヒロインはもう出てこなくてもいいです・・状態。

彼女、なんで宝塚に入ったのかな?四季のほうがあってるんじゃないのかな


今日の公演に星組の初演メンバーが来ていました。ジュリエットを演じた夢咲 ねね ちゃんがとても可愛らしくて、「可愛い~」という声が観客席から上がっていました。何故だか?彼女たちに拍手している人もいました。初演を成功させたことに対する労いかな?

ねねちゃんの可愛らしい後ろ姿に、なんだか安堵してしまいました。lovely


昔、黒木 瞳が抜擢された時、見た目は凄く可愛いのに、歌も台詞もダンスもビックリするくらい下手だった。でも、それでも、もっと観たいと思うような、引き付けられる輝きがあったし、下手だからといってストレスには感じなかった。


実力も大切ですが、いくら上手くても観客にストレスを与える娘役はNGガーンです。