2011.6.11 11時公演見ました。
お芝居はいい台詞もあるし、三成の大空さんも、疾風を演じる凰稀さんも役にはまってていいんですが、何か嫌な感じが残る。好きになれないお芝居です。
「忠義、忠義と言いつつ・・・。」最後に三成にも言わせているけれど、不義密通って、矛盾してるのが受け入れられないのかなあ?
ひたすら、大空さんと凰稀さんの美しさを鑑賞し、北翔さんの芝居巧者ぶりに注目していました。
りりこさんのソロが素晴らしいです。青い蛍光色の鬘は変ですが。
あと、七本槍の面々が、勢ぞろいでせり上がってくるところがお気に入りです。節句人形みたい。
可愛くて、持ち帰って人形ケースに飾りたい。
余談ですが、7人のうち6人までが、徳川につくけど、ちーだけは残るんですね。
三成の後ろにいて、最後銃弾に倒れるちーにジ~ンとしました。なんかこの人は裏切らない感じがします。
前回の感想でも書きましたが、上手い人が歌う耳に心地よいレビューです。踊れる人が踊り、ビジュアルが素晴らしい人たちばかり。
団体さんが来ていいても、コレなら「どうですか?宝塚って、いいでしょ?」と言える。(言いませんが)
バザールの場面は、かつて宝塚にいた荻田さんの演出を真似たのか(?)舞台に人がウジャウジャいて、アチコチでドラマがある(らしい)。荻田さんほど洗練されてないし、、毒はありませんが。
大好きなみっちゃんはずっと舞台にいて、意味ありげな表情で、れーれの白猫(←可愛い)と絡んだりしているので、目が離せない。でも、他の人たちも見なければ・・。忙しい場面です。
ちーちゃん、ダイ、テルの3人が銀橋に出てきて、気障に決める場面は楽しいです。皆タイプは違うけど長身でスタイルの良い美人ばかり。
テルはしっかりしてきましたよね。星で2番手始めた頃は、頼りなさも感じたんですが、すごいスピードで成長している。勢いを感じる。このまま宙組のトップに就任するんでしょうねー。
ああ、でもなんで星組で・・・じゃないの?星なら何の雑念もなく応援できたのに?
大階段のダンス、いいです。この場面だけ巻き戻しして!もう一回見せて!と思います。
セットの陰に男役たちが隠れています。観客に背中を向けて、右足を一段上に置いてポーズしているのが、今日は見ることができました。セットの陰にいて、観客から見えていないところでも、きちんとしているのがステキです。そして、一斉に姿を現す時は、格好良くて、目がハートに・・
宙組は長身で美形の男役が多いので、とても見栄えがします。
りりこさんのエトワール、今日も素晴らしい歌声でした。さすがは宝塚歌劇団です!
このレビューをもう一回見られるなんて、嬉しい。