物を増やしたくないので、本を購入しないようにしています。読みたい本は図書館で借りたり、最近は電子書籍で読んだりしています。

 

今日、よしながふみさんの「きのう何食べた?」22巻を電子書籍で購入。その時に「環 たまき と 周 あまね」も発売されていることに気づき、こちらも購入。

 

「環と周」は、悲劇の恋に終わった恋人たちが、生まれ変わって巡り合って、愛し合う物語。(読みながら、月組公演『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』をちょっと思い出しました)
 

夫婦の愛、男女の愛、生涯の友、上官と部下、敵、様々な関係の「環と周」が登場して、互いを強く求めあい惹かれあう壮絶なドラマ。

 

登場人物が魅力的です。

私は中でも特に第2話が好みです。男性も女性も心が清らかで凛としていて、言葉遣いも美しい。

 

構成も素晴らしくて、最終話の最後の場面とエピローグで「ああ、そうなのか」と、感動で胸を締め付けられました。

 

とても面白く読み応えのある、読後感の良いマンガでした。買ってよかった。