今週は、いろんなことがありました。
まず、ステイメイトのシルビアが、ブラジルに帰国しました。
前日の夜には、二人で抱き合って泣いてしまいました。もう、会うこともないかもしれないかと思うと・・・(ノ_・。)
シルビアに日本料理を食べてもらいたくて、ステイ先で親子丼と鳥の照り焼きを作りました。シルビアもホストマザーも、とてもおいしかった!と言ってくれて嬉しかったです
また、差し歯が1本抜けてしまったため、急きょ歯医者に行ってきました。
朝の7:30からオープンしているクリニックだったので、朝一番で。ねぼけまなこです。
しかも、一度くっつけてもらった直後に、調子にのって固いものを食べたらまた抜けてしまい、2回も行く羽目に。 一時しのぎ程度にくっつけてもらったので、気をつけないとすぐに抜けてしまうのです。
カナダの歯医者の治療費はとても高いときいていましたが、1回目は106ドル(約1万円弱)、2回目は60ドル(約5500円)もかかりました。私は歯科治療にも適用される保険に入っているので、いくらかは戻ってくることになっています。
歯医者さんはホストファミリーのかかりつけのクリニックで、日本語は通じなかったのですが、先生もスタッフもとっても親切で、感動しました
ホストマザーが差し歯をつけたての私のために、チキンのおかゆを作ってくれました。優しい・・・。
学校では、仲良しのAyaさんが、今週で卒業しました。Ayaさんはこのあと別の学校に通うことが決まっています。来週はもう一人の仲良し、Asamiさんも卒業して、帰国します。
二人ともとても真面目な生徒で、励ましあって勉強できる相手だったので、寂しいです。
今日は一日じゅう雨で、バンクーバーに来てはじめて傘をさしました。
道行く人たちは、傘をささずに歩く人のほうが多いです。イギリス人は傘をささないと聞いたことがありますが、カナダ人も・・・。どうしてなんでしょうか?
午前中から図書館に行き、場所をカフェに移したりしながら、夜までずっと勉強してました。
それでも、今日やろうと思っていたことを全部終えることはできませんでした。
今の生活、まるでマラソンをしているような気分です。このまま、ゴールまで、走り続けるしかない、という感じ。
途中で立ち止まって道草する人もいるけれど、私は性格なのか、それができません。立ち止まることが怖いんです。とりあえず毎日走って、少しずつ前に進んでいきたいと思います。
近所にあるお気に入りのカフェ。24時間営業なので、みんな夜遅くまで、おしゃべりに興じています。
“London Fog(ロンドンの霧)”という名前のお茶。紅茶にスチームミルクとバニラが入っています。
カナダに来てから、今のところ、日常の中で、日本について考える機会というのは、ほとんどないです。とりたてて雑多な人種で構成されているカナダ社会では、見た目では誰がネイティブで誰が外国人なのか、まったく分からないので、日常生活の中で、自分が日本人であることを意識することも特にありません。
そういう意味では、中国では学ぶことが多かったと思います。
中国や中国人について知ろうとすると、おのずと日本についても考えざるを得なかったし、発展途上で共産主義、人々の思考は日本人とはまるきり異なるし、経済格差が大きく、さまざまな社会問題がうずまく、カオスな中国社会は、ストレスも多かったけれど、自分の視野をぐんと広げてくれました。
それに比べて、カナダでの生活は、ストレスは圧倒的に少ないです。空気がよくて、人は少なく、静かだし、自然も多いです。日本に比べたら人々の感覚はアバウトだけれど(日本人ほど神経の細かい人種も珍しいのかもしれない)、確かに住みやすいと感じます。「世界の住みやすい都市ランキング」の上位に入るのもうなずけます。
下の写真は、8月1日に開催されたゲイ・パレードの様子。