早いもので、8月のカナダ行きまで、あと3週間足らずになりました。


書類の準備はほぼ完了し、今は荷物の準備を始めています。

彼の家族へのプレゼント、挙式で着る衣装、ゲストの方たちへの小さなプレゼント、2週間分の着替えや化粧品、薬など。


あと、来年カナダに引越すとき、日本からもって行くものを揃え始めました。和食器、包丁、まな板、炊飯器など、「これは日本のものでないと!」というもの。

引っ越す前から、どんどん彼の実家に船便で送る予定です。


また、実家の部屋をなるべくカラにしなければいけないので、不要な物をネットで売りに出したり。


あとは、日本の食を堪能しています(笑)

無職ながらも、毎日ちょいちょいとやることがあり、なかなか忙しいです。



以前書いた、スターバックスのバイトは結局、不採用に終わったのですが、

今となっては、不採用になってよかったと思っています。

書類の準備は、ちょっと神経を使いますし、彼とも時差を乗り越えて毎日連絡を取り合ったり、平日に動かなきゃいけないことが多いので、

こうして無職の状態で、毎日時間がたっぷりあって、助かりました。


婚姻手続きの3ヵ月前から準備をスタートしましたが、すべてがきちんと揃うのは、出発の1週間前ぐらいになりそうなんです。なので、これぐらいの余裕をもって準備して、よかったと思います。


「あっ、これも準備しなきゃいけなかったんだ!」とか、意外に、見落としがあったりもしました。

改正原戸籍(旧式の戸籍)とか、移民申請書に貼る家族全員分の写真(背景は白じゃなくちゃダメ)とか・・・。

今まで卒業してきた学校の卒業証明書と、それに伴う英訳とか・・・。



私が生まれてから今まで36年間、経済的にギリギリの中、私の将来のために、自分は楽しむことなく、すずめの涙ほどのお金も貯蓄してきれくれた、母。

いびつな家族関係の我が家ですが、今回の私の結婚で見えてきた、家族それぞれの、私に対する愛情(父は微妙ですが・・・)。

仕事や子供を持ちながらも、私のことを気にかけてくれる友人や元同僚。「おめでとう」と言ってくれる人たち。


私と会うのを楽しみにしてくれている、彼のご家族。挙式とパーティーの準備に心を砕いてくれる、彼のお母さん。

そして、私がカナダで安心して生活を送れるよう、いつもあれこれ考えてくれ、「日本のエキスパートになりたいんだ」と、毎日日本語を勉強している、彼。


自分が「結婚」という人生の節目を迎えてみると、周囲の人たちの気持ちが心に沁み、日々、感謝の気持ちでいっぱいです。



既婚の友人に言われました、「結婚前の今がいちばん幸せなときだよ」、と。

ほんとうに、そのとおりだと思います。何も悩むことのない今がいちばん、いいときなんでしょうね。


結婚したら、そのあとは普通の生活が待っているだけです。他人と一緒に暮らし、お互いを思いやりながら、いい関係を続けていくためには、日々努力が必要だと思います。新たな悩みも増えていくことでしょう。

そして、私には「言葉の壁」があります。会話して、テレビ見て、新聞読んで、ネット見て・・・というふうに、「英語で普通に暮らしていく」のって、私にとってはすごく難しいことですし、どれだけ時間をかけてもパーフェクトにはなれないんじゃないかと思います。でも、これはもう、努力して慣れていくしかありません。


カナダ人と、カナダにずっと住むなんて、考えてみればすごく不安なことかもしれません。

私はもともと、何かを決めるのに時間がかからないタイプです。あれこれ思い悩むよりも、とにかくやってみる。というタイプなのです(※あまり考えないうちに行動して、失敗することも多々あり)。

なので、結婚はさほど躊躇しなかったのですが、8月のカナダ行きに関しては、ちょっと緊張しています。

「彼のご家族や親戚の方たちに、きちんとごあいさつしなければ。挙式とパーティーを、無事にやりおおせなければ」、と。

あれこれ考えないタイプではあるのですが、「~しなければ」という、A型の思考回路により、自らプレッシャーを作り出してしまうところがあります。

そんなわけで、カナダに移り住んだあとのことなどは、まだ考えることができません。

カナダ訪問を目前に控えた今は、正直言って、彼に会える嬉しさなどよりも、「とにかく無事にすべてを終えて、早く日本に帰って来たい」という気持ちなのです(汗)