カナダで婚姻手続きを済ませ、おととい帰国したら、日本では新首相が決まっていました。
今は、永住権の許可が下りるまで、日本で待機している状態です。審査に8ヶ月くらいかかるので、無事に永住権を取得できれば、来年6月ごろから、カナダで新生活を始めることになります。

ウエディングは、夫家族の入念な準備とアイディアのおかげで、心温まるものになりました。
また、婚姻や永住権の申請もなんとか終えられたので、ほっとしています。
2週間ずっと時差ボケで、睡魔に襲われながら、日々のスケジュールをこなし、めまぐるしい日々でしたショック!

りーゆえんの家常飯★中国、韓国、そしてカナダ★
夫が着ているのは、アイルランドの民族衣装です。

りーゆえんの家常飯★中国、韓国、そしてカナダ★
互いの家族と一緒に。

今回の滞在では、いろんなカナダ人に会ったり、小さな街での暮らしをちょっぴり経験したことで、カナダ人の精神みたいなものに触れたような気がしました。
広い広い国土の中の、大きな青空と豊かな自然の中に、D.I,Y.の精神に富むカナダ人たちの、シンプルでピースフルな暮らしがあって、それは、小さいながらも都会のバンクーバーでは、知りえなかったものでした。

夫家族は、車で2~3時間もかかる、トロント-ベルビル間を、「近い」というのですえっ国土の広いカナダでは、長時間のドライブが日常と化しているようです車
また、カナダの車がどれも大きく、燃費が悪いことにも驚きました。日本車のような小さくて燃費のいい車は、カナダの厳しい自然環境の中では役に立たないのだとか。
日本とカナダほども居住環境が違うと、おのずとさまざまな感覚が違ってくることに気がつき、ひたすら緑に囲まれた一本道を車で走りながら、初めてカナダで大きなカルチャーショックを受けました。

トロントは、歴史が感じられ、また音楽やアートなどもあちこちで楽しめる、とても魅力的な街でした。
レンガや石でできた、古い建物の織り成す街並みを歩いていると、バンクーバーは新しい街で、カナダらしいというよりはアメリカっぽい街だったように感じます。
以前、夫が言っていた、「バンクーバーは退屈だ。自分はトロントが好きだ」という言葉に、今は私もうなずけます。
でも、住むのに違和感がないのはバンクーバーでしょうか。アジア系の人が多いし、コンパクトで便利なところは、日本の都会とちょっと似ているような気がします。

食に関しては、個人的には断然、バンクーバーに軍配ですグッド!バンクーバーには安くておいしい日本料理のお店があったし、韓国料理のお店も充実していたので。
カナダの人たちは、チーズとステーキが大好き。トロントとベルビルで、私はいつも日本の米と味噌汁に飢えていました。成田到着後、すぐに空港の売店でおにぎりを買い、京成スカイライナーの中でがっつきましたおにぎり

また、日本とカナダでは、おしゃれの感覚もだいぶ違っていて、街を歩くカナダの女性たちはそろって露出度が高く、自分がいかにセクシーかを競っている感じなのです。体型のほうもかなり肉感的なので、女の私でもつい胸元に目がいってしまいます。
流行に敏感な(敏感すぎる?)日本だったら野暮ったいと思われそうなスタイルも、カナダなら全然OKで、むしろかわいく見えたりします。不思議ですね。
私も来年の夏は、カナダで思い切って、露出度を上げてみようかと思いましたにひひ


さて、来週からさっそく、日本での仕事を探し始めます。
9ヶ月くらいは働けそうなので、できればフルタイムの仕事をして、貯蓄に励みたいと思います¥