『明日は月曜日、学校だね』 というと
『おっしゃー』 と、また息子の例の雄叫びです。
(元不登校児のコトバです。)
平日の夕方、仕事から帰ってくると
息子の学校の友達がたまり場と化している我が家のリビングで
何やら楽しげに遊んでいる。
『おじゃましてま~す』 と 皆、礼儀正しくご挨拶。
日に日に、新入りさんも加わり
そのたびに息子が
『うちの母さんいくつだと思う?』 と とってもデンジャラスなクイズが出題される
さすがにみんな気を使って30代に言ってくれるのですが
みんなが帰った後に 『その年齢あてクイズもうやめてくれる?』 っていうんだけど
息子曰く 『本当の歳を言って、びっくりされるほうがうれしいでしょ?』
と、あくまでも私を喜ばす目的らしいが、実際の歳を公表するのは本当にやめてほしい・・・
そして、お友達が 『お母さん、なんか和むわ~』 なんてまたかわいいお世辞を言ってくれて
そしたら息子 『うちの母さん、怒らないよ』 ・・・だって。
なんだやっぱり私、怒ってなかったんだ。
怒っていないつもりでも、小言は言っていたし、子どもにしたら怒られてるって感じてると思っていた。
もう8年くらい前かな
元中学校の先生で今は絵本作家の方の子育ての講話を聞く機会があった。
娘が1歳の頃。子供が2人になって仕事も復帰し、イライラしていた頃です。
子育てに関するアドバイスは、あるひと言でした。
『怒らなくていいんです。
命にかかわること以外は怒らなくていいんですよ。』
それを聞いてすごく心が軽くなったのを覚えています。
怒ることってすごくパワーがいるし、疲れます。
怒ることをやめてみたら、意外と子供ってそんなに怒られることしていないんですよね。
こっちの都合で怒っていることが案外多いものです
そんなこんなでなるべく怒らない子育てでやってきました。
でも不登校中はさすがに結構、怒ったよね
だから
『うちの母さん、怒らないよ』って言ってくれたのは嬉しかったな。
あの時はひどい母親で、いっぱいいっぱい傷つけたのに・・・
もう帳消しにしてくれるの・・・?