空白の1ピース | ココロのコトバ

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起立性調節障害という病気で、中学は2年半完全不登校だった息子。
単位制の通信制高校に進み、見違えるように生き生きと高校生活を楽しんでいます。

前向きに一歩ずつ…息子と娘とシングルマザーの私で歩んでいます。



人生を1つのパズルにたとえると


息子の人生のパズルには


『中学時代』というピースがない


息子には中学時代の思い出が何もない


修学旅行・・・行っていない


学校祭・・・参加していない


卒業式・・・出ていない


卒業アルバム・・・ない



そう


人生のパズル完成には


『中学時代』という1ピースがどうしても足りないんだよね


ずっと、そう思っていた



でも


そうじゃなかったってことに最近、気が付いた


空白の1ピースの場所にはね


ちゃんと埋まるものがあったんだよ


それは


バネ


そう、バネがね、そこには埋まるんだよね


それは


普通に学校に行っていた子にはないんだよ


普通に学校に行っていた子には平らな普通のピースが埋まるけど


苦しんで、悩んで、動けなくて


家の中でもがいていた子にはね


あとからちゃんと


そこにバネが埋まるようになっているんだと思う



だから


きっときっと


動き出したら


誰よりも高く高くジャンプできるんだよ



そう


だから


学校に行けなかった時間は無駄じゃないんだよ


いつか高くジャンプするための


空白のスペースをとっているだけなんだよ


そこには


ちゃんとバネが埋まるんだからね




うちの息子にも


バネがね


ちゃんと埋まったみたいなんだよね