本音 | ココロのコトバ

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起立性調節障害という病気で、中学は2年半完全不登校だった息子。
単位制の通信制高校に進み、見違えるように生き生きと高校生活を楽しんでいます。

前向きに一歩ずつ…息子と娘とシングルマザーの私で歩んでいます。

さきほど(午後1時過ぎ)息子は


やっと学校に行くことができました


今日は私もかなりイライラしてしまいましたイライラ


朝、7時半にリビングにきて


それからソファで横になり『しんどさ』と戦うこと5時間ビックリマーク


12時半になってやっとシャワーを浴びに起き上がりました


ソファで横になりながら息子は『あー行かなきゃ・・・』と繰り返す


私にはどうすることもできないので


息子の回復を家事をしながら見守るしかありませんでした



シャワーを浴びに行った時間は


どう考えても午後の授業には間には合いません


それでも息子はお弁当を持って学校に行きました




5月は起立性調節障害の子にとって最も体調が悪くなる季節だそうです汗



息子は起き上がる少し前に本音を話してくれました


『学校には行きたい


でも学校に着くころには体調がよくなっているから


先生にどう説明したらいいかわからない・・・』


・・・胸が苦しくなりました


今までは、めんどくさいから『寝坊しました』といつも言っていたそうです


でも新学期になってこう、ちょこちょこ遅刻となるとさすがに毎回寝坊では


先生からも注意されると思ったのでしょう


やっぱり、ちゃんと言わなくてはビックリマーク


私は息子がシャワーに入っている間に


担任の先生に電話をしました


『昨年の担任の先生から息子の体調のことは引き継いでいるのかどうかわかりませんが


息子は起立性調節障害という自律神経系の病気で


それがきっかけで中学に行けなりました』


先生は『はい、聞いています』と言いました


(あ、ちゃんと知っててくれたんだ)ちょっとホッとしましたホッ


そして


『息子は学校に行く頃には体調がよくなっていて


それを誤解されるのをすごく気にしています


先生にはご理解いただきたくお電話しました


これから息子が学校に向かいますがよろしくお願いします』


そう伝えました


先生は『わかりました、今日本人とも話してみます』


そう言ってくださいました


シャワーから出てきた息子に


『先生にちゃんと体調のことは伝えたよ


帰りに話してくれるって』と言ったら


すごく安心したような嬉しそうな顔をしました



あ~なんでもっと早くそうしてあげなかったんだろう・・・


母として息子が望んでいたことに、すぐ動いてあげられなかったことに


ひどく反省しました・・・



理解されずらい病気なだけに


子どもの気持ちを守ってあげられるのは


一番近くにいる母なのだ、と強く思い知らされたのでした