通知表に涙 | ココロのコトバ

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起立性調節障害という病気で、中学は2年半完全不登校だった息子。
単位制の通信制高校に進み、見違えるように生き生きと高校生活を楽しんでいます。

前向きに一歩ずつ…息子と娘とシングルマザーの私で歩んでいます。

娘も息子も二学期制の学校なので


9月末に通知表が渡されました



息子の中学不登校時代にオール1を体験した私にとって


通知表の成績欄は以前ほど気にしなくなりました



どんな数字でも本人の頑張りなのだから


『頑張ったね』以外の言葉はありません



それよりも私が楽しみにしているのは


【担任から】という先生からの言葉です



今回の娘の通知表のその欄を読んだとき


私は涙が溢れてしまいましたウルウル



(途中省略)

『クラスの仲間と分け隔てなく関わる姿勢に感心しました。


困っている子がいれば、優しく声をかけたり、支えてあげたりと


思いやりのある行動ができ、クラスにとってなくてはならない存在です』



先生は今年初めて担任になった30歳の男性教諭です


娘の姿をちゃんと見ていてくださったことがとても嬉しく


また、娘にこうなってほしいと願って


小さいときから、『困っている人がいたら助けてあげてね』と


よくお風呂に中で言っていたな~と思い出し


そんな娘の成長をとても嬉しく思い


通知表を見ながら涙しているとうるうる


娘に『なんで泣いているの?』と笑われました・・・




ほんと親バカなんですが


娘を優しい子だな~と感心したことが、この夏にありました



私が若い頃に着ていた浴衣を


おばあちゃんちで見せてもらったらしく、すごく気に入って


今度の花火大会花火に着ていく!と張り切っていました


前日から嬉しそうに何度も着てみたり


本当に楽しみにしている様子でした


少し大人っぽい柄だったんですが、娘も大人になっているんだな~と嬉しく思いました



当日、近所のお友達も一緒に花火大会花火に行くことになり


でも、その子は浴衣を持っていなかったので


娘に今年買ってあげたドレス浴衣を貸してあげる、ということになっていました



娘は友達が来る前にもう着付けが終わり浴衣姿


友達が来たので、その子に浴衣を着せてあげようとしたら


その子が、娘が来ている浴衣を指さして


『こっちの浴衣がいい!』と言ったのです


私は心の中で『おいおい・・・貸してもらうぶんざいで何をおっしゃるの??』


と、あきれてしまったんですが



娘は少し考えて


『いいよニコニコ


と言って浴衣を脱ぎ始めました


私はびっくりして


あんなに楽しみにしていた浴衣なのに・・・


と、私のほうが残念で・・・


結局、娘は自分のドレス浴衣を着、友達が私のおさがりの浴衣を着て


花火大会花火に出掛けました



帰ってから、娘に


『あんなに楽しみにしていた浴衣なのにどうして貸してあげたの?』


と、聞いてみました


すると娘は


『だってN花のほうが似合うと思ったからにっこり




娘の寛大さに


とっても感心したこの夏の出来事です晴れ