雅紀side
すごっ!
俺が翔ちゃんとこにお邪魔すると、食卓にはこれでもかとびっしり料理が並んでいた。
Uber Eatsで頼んだということで、さすが情報通の翔ちゃん、気になってた店の、しかも俺好みの品ぞろえに喉が鳴る。
今日は特別な記念日かってくらいに豪華で、舌鼓を打ちつつ、家にいながら贅沢すぎるディナーを堪能した気分だ。
充分すぎる夕食で腹を満たして、でもデザートは別腹だよね?
「翔ちゃん食べるよね?」
「ああ」
勝手知ったるなんとやらで冷蔵庫をあけ、ここに来る前に寄り道した先で買ってきたシフォンケーキを取り出す。
取り出すとき、なんでこんなものがあるんだってものが目に入った。
コーヒー飲むときに入れるのかなぁ? お互いブラック派なのに?
不思議に思いながら、ふとコーヒーが飲みたくなった。
「あ、そうだ。翔ちゃんコーヒー飲みながら食べない?
夜だからカフェイン避けたい?」
「カフェインレスのがそこの棚の中にあるよ。俺がいれる」
翔ちゃんが立ち上がってこちらに近づいてきて、それ旨そうだなって笑いながら俺の額にキスをした。
すごく上機嫌な翔ちゃん。
なんか爽やかさが増してて、今日はいいことあったのかな?って思いながらそのまま翔ちゃんを見つめていたら
「かわいすぎっ」
って今度は唇をついばむように数回キスされた。
一気に紅潮してしまう頬を両手で隠す。
「かくしても無駄~」
尚もにんまり笑顔を向けられ、その笑顔はあんまり外では見ることができない、ちょっと大袈裟だけど少年みたいないい顔で余計に顔が蒸気した。
シフォンケーキとコーヒーを並べ、食後のひとときもこれで完璧!と言いたいところだけど・・・
「翔ちゃん、冷蔵庫にあったのこれに乗せてもいい? クリームあったほうが様になるし、それこそ喫茶店気分にもなるし」
「ホイップクリームか? いいよ」
許可をもらってホイップクリームを乗せ、いただきます!
う~ん、うまい!
イイ感じの甘さ~~~~
仕事で疲れた身体にしみわたって幸せだ~
今日はなんだか熟睡できそう
「風呂、入って来いよ。俺は雅紀がくる前にすませたから」
食後、まったりモードで一瞬居眠りしかけて、翔ちゃんの肩に寄りかかってしまっていた俺に
待ってるから、とやさしい声が届く。
「え。俺、楽しみにしてたんだけど?」
急に翔ちゃんの声色が変わった。
あ!
そっか!
俺、すっかり第一目的を忘れてた!
写真写真!
「だよね! ごめん! 風呂マッハで入ってくるから!」
「マッハじゃなくていいよ。でも夜はこれからだからな」
瞬時にまたご機嫌になって
今度はアイドルみたいな(いや、アイドルなんだけど…)ウィンクを俺ONLYに投げてきて、ほんのりクリーム味のキス。
なんだか今日はやけにキス魔でテンションが上がってる翔ちゃんに、素直に嬉しくなりながら風呂場に向かった俺。
翔ちゃんの思惑なんか何一つ考えもせず・・・・
だから
風呂から出た時の第一声は
「ちょっ!!!!!! 翔ちゃん!? 何考えてんの!?」
・・・防音なかったら近所迷惑この上ない声量だったに違いない。
おは翔ちゃん
続きです。
ちょっと楽しくなってしまって。
筆が乗った(笑)
コメントやメッセージで続き待ってるって言ってくれた方ありがとうございました。嬉しい。
昨日の朝の更新時点で、ほぼほぼ書くと決めていたんですけど。だって書き足りなかった(笑) そして昨日の午後書いた。ふふっ。
久々だなぁ
楽しすぎた。
これ、書いてる私だけが楽しんでるのかもしれない。
だってお話の方向性がアホっぽい。
こういうの書いてなかったなぁ、そういえば。
瞬発力で書いてるような話。
キャラが勝手に動き出す。やや暴走しだす。
で、収集つかない・・・書きすぎるとアク禁食らうってやつだ、きっと。
そこまでは書かない。
消されるとメンタルやられるから。
う〜ん。
自由に書きたいなぁ。
別にエッチ好きってわけじゃないんですけどね。
愛あるとどうしてもそういう方向へ行くでしょ?←言い訳がましいな(笑)
えっと。
あと数日続きます。
マジでふざけてます。
るぅさん相当ふざけてます(笑)
何日間か、朝から笑ってくれたらいいな。
爆笑してくれたら嬉しくて泣いちゃうかも←テンションおかしい。だってテンションあがったまま一気に書き上げた直後なので、今。(これ書いてる現在は2月23日、夜です)
と、いうことで
数日間で申し訳ないですが、お付き合いくださいね。
今日も1日踏ん張りましょう。
気をつけていってらっしゃい。
お話のラストまで朝6時半更新します。
この時間はるぅさんの定番更新時間になっております。
『ニャンニャンニャンの日ですね 6』までの予定です。よろしくね。
るぅ