余韻 (5×22)  櫻葉小説 | 櫻葉小説~嵐と一緒に日向ぼっこ~

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櫻葉・大宮中心の妄想BL嵐小説を書いています。
かなり偏った内容になっております。
ご理解のあるかたのみご覧ください。

たまに日常のこともつらつら載せてます。


※無断での話・内容転写利用禁止
※アメともピグともは受け付けていません

大きな欠伸と、肩に感じる重み。

「帰るか、もう」

そう言うと、隣で雅紀が小さく首を振る。

「まだ、やだ」

めずらしくわがままを言っている。

「でもさ、撮影。ドラマの」

「ん~・・・わかってるけど。でもさ・・・・」

駄々っ子のように拗ねた顔をしているから可愛くて笑ってしまった。

まぁ、こんなの想定内。

「仕方ないな。おいで」

肩を抱いて立ち上がる。

「しょ・・・ちゃん?」

急な動きに驚いているから、にっこり微笑んでみせた。

「帰りたくないんだろ、つまり」

そのままバーを後にするために歩き出した。

 

薄暗い店内。

常連はそれなりにお忍び仕様でここを利用しているから、そんなに警戒することはないけれど、一応念のためバーテンダーにチップを手渡した。

「そのまま俺にもたれてて・・・」

酔ったふりをしてくれてた方が都合がいい。介抱しているように見えるから。

介抱はあながち間違ってないけれど。

めずらしく蒸気した頬をしている雅紀を連れ、エレベーターに乗り込んだ。

そして会員のみしか入れない最上階へ向かった。

 

指紋認証で部屋のロックを解除した。

「部屋取ったんだ?」

俺の後に続き部屋に入りつつ雅紀が驚いている。

「だってお前さん、余韻に浸りたいんだろ?」

「・・・・・翔ちゃんエスパー? さすがっ」

雅紀が嬉しそうに言って俺に飛びつく。

「お、おいっ」

その勢いでキングベッドにダイブしてしまった。

クッションが良すぎて小さく身体がバウンドする。

覆いかぶさった雅紀はそのままくるりと回転して俺の横に大の字になった。

「だってさぁ、嬉しくって」

ひゃひゃひゃと、完全に酔いのまわったおかしな笑い方をしながら雅紀が俺の方を向く。

隣で俺も寝そべりつつ顔だけ雅紀の方を向いていた。

すごく機嫌がいい時の顔だ。普段からそんなに喜怒哀楽を極端に出すほうではないけれど、今夜は格別。すごくいい顔をしている。

その顔が見られただけで嬉しくなって、その顔に自分の顔を近づけ軽く口づけた。

「知ってるよ。まぁいつもの倍、いや3倍か? よく喋ってたもんなぁ」

「そうだね。にのに指摘されるまでわかってなかったけど、一番うるさかったね、俺」

はしゃぎ過ぎたかな、と言葉上反省の色を見せ、だけど今も嬉しそうな雅紀。

「まだ解散したくなかっただろ?」

「・・・・・・ごめんね、翔ちゃん」

「ん?」

「みんな俺に気をつかってその日のうちに解散したのに、今こんなで」

「俺が誘ったんだけど」

5人での飲みは久しぶりだった。

楽しくて時間があっという間に過ぎた。

互いの仕事のことを考えて解散したのは11時をまわる前。

だれも雅紀のためとは言わなかった。だけど一番、今忙しいのは雅紀なのは誰が見ても歴然。ドラマがあるときのスゲジュールの過酷さは他の4人誰もが知る事実。

時によっては睡眠時間なんかほぼない。

だれよりレギュラー番組を抱えた雅紀の過密スケジュールの恐ろしさは想像を絶する。

5人での楽しいひとときの間、そのことを話題にする者はいなかった。

そうすることで空気を歪ませる必要はない。

だけどどのグループよりも相手を想うことが自然にできる俺たちだから、誰が切り出すでもなく、別れを名残惜しみつつ・・・、けれどあんまり沈み切ったお通夜みたいにもならず・・・・、今生の別れでもないから、また時期が来たら5人で飲もうと約束だけして解散した。

次がいつになるかはわからないけど。

きっと雅紀が少し落ち着けば、松潤が今の雅紀みたいになる。全員が落ち着くなんてことはなかなかないものなのだ。

この業界でありがたい話なのだけれども。

解散はしたけれど、飲み足りないとぼやいていた雅紀の呟きをわざわざ拾い上げた俺。

そんなの雅紀自身のことを想えばスルーするべきなのに、俺自身も余韻に浸りたかったのかもしれない。行きつけのバーに立ち寄り2杯ほど互いに飲んで、そのころには日付が代わっていた。

それでも雅紀の顔は帰宅モードじゃなくて、だからトイレに立つついでに確認をとったら、部屋のご用意は可能ですと言われた。

ある程度可能性としてこうなる気がして選んだバーはホテルのバーで、部屋が空いているのも当たり前。

そんなときに使うから会員制なわけで。

「うん。誘ってくれてありがと」

雅紀が嬉しそうに俺にまた抱き着いた。

「お礼言われるほどじゃないけどな。飲みたいんじゃねーの、もっと。あんまり密着してると襲いたくなるんだけど?」

イイ感じに酔いだした雅紀の身体が火照っていて色っぽい。

しかも結構飲んだから、服を着崩しててはだけてる感じも誘っているようでしかなくて・・・・。

期待、していたから誘ったというか、段取りよく部屋を取ったわけではないけど、男だからあわよくばとは思ってしまう。

「いいよ、襲って。嬉しくって嬉しすぎて興奮してるみたい。あっちもこっちも」

雅紀がへへっと笑いながら俺の腕を掴み下方へと導いた。

そこで触れたものはもう熱を帯びていて・・・・。

「冗談のつもりだったのに・・・。仕事は、何時から?」

「え~・・・時間言うとセーブしない?」

雅紀からのかわいいブーイング。

雅紀がやる気満々だ。ちょっと嬉しくてにやけそうになる。

でもそのにやけは隠して、まずはやるべきことをしないと・・・。

「セーブっていうか、遅刻はやばいだろ?」

「ん~・・・たしかにそれは困る。翔ちゃん、現場まで送ってって」

「朝、雅紀の方が強いだろ。しゃ~ねぇな、携帯のアラームと、モーニングコール設定するかっ」

「あ。マネージャーも電話してくれるよ、5人で飲んでたの知ってるし、きっと起きられないと思ってるから」

雅紀の話を聞きながらアラーム設定をする。

「よし、できた。そっか、そっちからも連絡あれば安心だな」

「だね」

「じゃ・・・・濃いのやるぞ」

雅紀の方を改めて向いて戦闘モードに切り替える。

これで心置きなくやれる。

めちゃくちゃ酔いしれたい。

「は?」

「めっちゃ濃厚なのして寝る」

自信満々に宣言する。

「ははは、なにそれ?」

俺の様子に雅紀が笑い出した。

「雅紀、興奮してるだろ? 俺も同じ。だからその興奮ごと注ぎ込んで力使い果たして寝ようぜ」

「なんか俺が思ってたより気合すごいね、翔ちゃん」

「まぁな。それだけいい夜だったってことだよ」

「ふふっ、そうだね。俺たちってなんだかんだいつでもこんなんで幸せだね」

「ああ・・・・最高に幸せだ」

2人で微笑みあいながら唇を重ね、深く愛し合い始めた。

 

表立っては揃っていない、だけどどんな時でも結局俺たちは全員一緒で、それが一番自然で最高に愉しい。

 

ギシッ・・・。

高級すぎるベッドがきしむほどの激しい情事・・・・。

 

最高潮の余韻を今は二人だけで存分に味わって明日への英気にしよう・・・・・。





クラッカークラッカークラッカークラッカークラッカークラッカークラッカークラッカークラッカー




本日「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」初日舞台挨拶、おめでとうございます。


動画見ましたか?

五人で飲んだ話、嬉しかったなぁ


雅紀くんの腕の伸ばし方、智くんの場所、エアーでやってくれて嬉しいね



ということで。

五人で飲んだ日、その後のifストーリーです。



いろいろあるけど五人は最高だね、ということと、雅紀くんと翔ちゃんが同じ日に発表した例の大切なご報告で、さまざまな考えがあるとは思いますが、そのことへの話題は避けますけど、それはそれとして、るぅのブログは櫻葉のhappyなイチャラブブログなのはかわらないので、そのことだけを考えつつ、今さっき勢いで書いたので、中身もへったくれもないんですけど、櫻葉不足の方がいたならば、ちょっと気持ちが明るくなれば幸いです。




これからも気まぐれでしか更新しませんが、よろしければ遊びにきてね。





近況を少し。


仕事環境はしんどいまんまです。

仕方ないけど。

踏ん張ってますが、どこまで踏ん張るのか、踏ん張れるかわかんないまんまです。


うちの姫は当たって元気。

目標とかやりたいことがはっきりしてるせいか、毎日楽しそう。めちゃくちゃインドアさんだけど。


王子は少し前まで色々ありましたが、学校内でのトラブルは落ち着き、今は受験まっしぐら。の、はずがあまりに勉強嫌いで、高校行けるかヤバいレベル。

なんとかどこかに引っかかって欲しい。心配の種です。


るうの仕事以外のことは、数日前から原因不明の腰痛に悩まされます。

あんまりこれ、続くようなら整形外科行かねば。


嵐さん事情はほぼ追えず。

今日のこともあんまりわかってなくて、ファンクラブのメールで気が付いたくらい。

辛うじて雅紀くんのドラマは見てる。

けど、23時15分ドラマ開始は遅いな。きついな。と思ってたら関西はもっと遅いの? もうすこし早くやって欲しいな。


最近の気晴らしは、中古で買ったiPadでお絵描きすることですかね。Twitterにはイラストひとつ挙げてみましたが、下手すぎて自分で笑っちゃいました。上達したらお披露目できたらします。ド下手だけど見てやるよっていう方はTwitter見てください。


あとはなんだろな。

YouTubeでいろいろ見てるかな。

嵐さんの小説を頻繁に書いていた時は自覚なかったんですが、BL好きなんだな、と今年の春くらいから再認識しまして。

あれだけ櫻葉小説書いてたくせに、そんなこと思ってなかった。

嵐は嵐、櫻葉は櫻葉、そのなかの櫻葉らぶちゅちゅは櫻葉らぶちゅちゅ、でなんとなく別個に特別に分類してたので、あんまり他のBL興味なかったんだけど、多分、万年幸せ不足気味だったせいか、そーゆー道のhappyさを求めるようになり、自分の精神安定剤的に、今は嵐さん以外だとBLに心が向いてます。


ドン引きされるかもしれないですね。

すいません。

個人の趣味ですので、ここで披露しないと思います。

興味がある人がいれば、なににハマってるかとかはそっとお伝えしますが。

まぁ、あんまりお気になさらず。



とにかく生きてますので。



嵐さんに関しては、ゆる〜い、完全にお茶の間ファンになっておりますが、そのまんま、ふんわりファンを続けたいと思ってます。





では。

嵐さん五人が幸せでありますように。

ファンの皆さんが笑顔でありますように。





るぅ。