良い石材店とは、石材店選びのポイントとは?・・③ | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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この記事は

良い石材店とは、石材店選びのポイントとは?・・②

の続きです。

 

 

それでも一般消費者は良い石材店を選ぶのは難しいでしょう。

 

  • 石材店数社から5年前くらいの施行例を見せてもらう
  • 石材店数社から設計図と見積書をもらう
  • 才単価を調べる
  • 設計図の構造を比較する
  • 雨の日に施工しないかを確認する
  • 保証書の前に約束事を書面化してもらう
  • 保証書を作ってもらい無料と有料のものを聞いておく

 

これをちゃんと聞いてくれたら良い石材店です。

 

ただ才数計算できますか?

 

 

前記事では文字制限(3000文字)に達してしまって詳しく説明できませんでした。

 

良い石材店を選ぶのが難しいのは

良い石材店という定義が曖昧なので

才単価を調べ設計図を見ておかしな箇所が無いのかを調べないと

良い悪いは判断できないからです。

 

 

 

設計図と見積書を比較してはじめて良いか悪いか判断できる。

 

これも何度も言っております。

  • 設計図を見ておかしな箇所は分かりますか?、その設計図は完璧ですか?
  • 設計図には寸法が入って無い箇所があっても才数計算は出来るのですか?

外柵を含めた墓石の設計図を見て良いか悪いか判断できる消費者はいないでしょう。

 

例えば私が住宅の設計図を見せてもらって

致命的におかしな箇所というものは発見できません。

 

特定の分野において素人が設計図を見せられても

絶対に良いのか悪いのかを判断できないと思います。

 

 

ある石材店が出した設計図なんですが、

 

1坪(180cm×180cm)、畳二枚分の大きさの墓地に

大きなお墓を建てて正面に灯籠が設置されていました。

 

その墓地は左右にもお墓が建ちます。

後ろにもお墓が建ちます。

 

後ろはかなり狭くなっています。

 

正面の灯籠を設置することにより

お墓の掃除がかなり困難になっています。

 

灯籠と墓石本体の距離は短く子供でないと入り込めないものでした。

 

どこのバカがこういう設計図を作ったんでしょう?

 

あり得ない設計図です。

 

 

このような設計図でも一般消費者は何の疑問も持ちません。

(この事例も過去に取り上げています。)

 

 

富山県では他社でも修正の必要のない設計図があるんですが

 

富山県以外では設計図の手直しが無かったことは

ほとんどありません。

手直しだらけです。

 

メールで送られた設計図に赤色で印をつけて

具体的に修正した方が良いと思われることを

出来るだけ分かりやすく詳しく書いて送り返しています。

 

 

私は構造重視なので判断基準は厳しいとは思いますが

本当にまともな設計図はありません。

 

 

 

石材店と契約する皆さんが何を判断材料として決めているのか、

 

私はサッパリ分かりません。

 

本当に謎です。

 

  • 業界団体に入ってるというだけで決めたのですか?
  • TVCMなどで有名だから決めたのですか?
  • 誰かから紹介されたから決めたのですか?
  • 営業マンのしつこさに負けてしまったんですか?

 

設計図と見積を見比べ才数計算し施工例も見て保証もしてもらって

墓石購入を決めた人って何人いるんですか?

 

 

良い石材店とは?と検索するとポータルサイトや石材店HPがかかりますが

言ってる事はほぼ同じと書きましたが、

そこにはこういう石材店には要注意とか

避けた方が良いという石材店の事も書いてありますね。

 

 

 

避けた方が良い、要注意の石材店とは?

 

大幅値引きがいちばん危険です。

 

実際に富山県でも競合したら大幅に値引きしてくる石材店はあります。

で、その石材店はそこそこ有名なんですよ。

 

大幅値引きをしてくるのはどんな理由なんでしょうか?

 

  • そもそも最初の見積が高い
  • 安い仕入れ先に変更する
  • こっそり設計図を変更し才数を削る
  • 展示品と同じ寸法に書きかえ設計図を変更する
  • etc

 

「あんたらの業界ちゃどうなっとんがよ!

こんだけ引かれたら最初の見積ちゃあってないようなもんか!?」

 

とある石材店に言ってやりましたというお客様がいらっしゃいました。

 

その時に私は

「最近はお客様がかなり値引き要求されるので

最初から高い見積を持って来たんでしょうね。

大丈夫です、私は値引きできないギリギリのズバリの価格を出していますから。」

 

とおもむろに見積書を出しました。

(もちろん他社の見積価格は聞いていません。いつもです。勝ちますから)

 

そのお客様は

「墓石ってほんまに値段があってないようなもんなんだな。」

と呆れた様子でした。

 

そうなんです他社が大幅値引きした価格よりも

私が出した見積価格は安かったんですから。

 

理由としては

店舗が無い

中国から直接仕入れる

が大きな要因です。

 

 

避けた方が良いという石材店は

説明が不十分、石に詳しくない、

など当たり前のことで指摘されたような石材店であれば営業する資格もありませんよね。

 

 

 

見積書に「値引き」という項目の無い見積書はほとんど無い

 

日本全国各地から見積書が送られてくるんですが

値引きの無いズバリの価格を提出する石材店は本当に少ないです。

 

値引きとかサービスという記述が本当に多いです。

 

価格を高めに設定してるから「値引き」が発生します。

 

サービスって、才単価が少し高めに設定してあるから出来ることです。

 

考えりゃすぐ分かる事ですよ。

 

 

例えばスーパーで

閉店3時間前くらいに「2割引き」のシールが

閉店1時間前くらいに「半額」のシールが惣菜などに貼られますよね。

 

それと一緒です。

 

スーパーだって馬鹿じゃないので作った惣菜の何%が売れ残るか

データーにしてて、そこから逆算して少し高めに設定してると思われます。

 

最近スーパーの惣菜の値段、ちょっと高くないですか?

 

 

 

消費者は石材店から煽られないこと、たくさん話を聞いて判断することが重要です。

 

墓石営業マンは口達者ですしそうでなきゃ生きていけません。

 

今まで数多くお墓を建ててきた墓石営業マンは百戦錬磨であり

客の落としどころは分かってます。

 

あなたは話を聞いて決めそうになると思いますが

他社の話を聞いて比較してから判断した方がいいです。

 

 

ポータルサイトや石材店HPで「良い石材店の条件」に全てあてまはる石材店が

見積価格がボッタくりであった場合、砂の城は一気に崩れ落ちます。

 

そういう危険性はあると思いますよ。

 

石材店を何社も回って話をきけば時には熱心な石材店に巡り合うこともあるでしょう。

 

 

また墓石営業マンが多くいる石材店においては

担当者が誰になるかは重要な問題です。

 

良い石材店というより良い営業マンです。

 

おおきな石材店にもたまには良い営業マンがいます。

しかしその人に当たるかどうかは「運」です。

 

 

 

 

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