海なし県の離島 沖島。

 

近江八幡市の対岸から約1.5㎞の沖合に浮かぶ琵琶湖最大の島。沖島。

 

日本でただ一つ湖に人が暮らす島です。現在の人口は約300人。

 

主な産業は漁業。琵琶湖全体の漁獲水揚げの半分をになっているのがこの沖島。

島に住む皆さんは、漁に遣う自分の船か、1日12便ある定期船で通勤、通学、買い物などに行き来しているそうです。

 

静かな島。猫の多い島。滋賀県に通って長いですけど陸地側から眺めるだけで一度も行ったことがなかったので、是非訪ねてみたいと思っていました。

 

近江八幡駅から20分ほどで通船のある堀切港へ

向こうに見えるのが沖島。

 

近づいていくと湖岸沿いに並んだ瓦屋根の家々がのどかな印象を与えます。

 

島に降り立った瞬間からなんだか凄く時間の流れがゆっくりしているような気になりました。

島にはもちろん信号機もなく車も走っていません。

 

比較的高齢の方が多いのか移動手段の自転車は三輪自転車です。

とにかく猫が多い。

どこからともなくすり寄ってくる人慣れした猫たち。

それも、野良猫のふてぶてしさはなく、白とかグレーとか ほっそりして品があるんです。

 

沖島小学校

 

神社の境内から見渡す琵琶湖。

八幡方面を見渡すのが何とも不思議な感じがしました。