新潟へ。

 

グレーの空、荒れた海、北陸自動車道を走ると、まるで演歌の世界。

海岸線の高いところを走る高速道路から冬の日本海が見渡せる。
親知らず、子知らずという場所は振り返ると高速道路の橋脚が波で現れているのが見える。

波がテトラポットにぶつかってぱあっと砕け散って、白いふわふわの浪の花を始めてみることができました

 

 

 

 

糸魚川で高速を降りて行ったのが 谷村美術館。

砂漠の中のシルクロードに建つ石窟のような美術館は日本最高峰の木彫芸術家 澤田政廣氏の仏像「金剛王菩薩」「光明佛身」「彌勒菩薩」等10点を展示した澤田政廣作品展示館です。
 設計は、建築界の巨匠 村野藤吾氏最晩年の建築物。
入り口の回廊を抜けると正面に、荒涼とした砂漠の中に、シルクロードの遺跡、敦煌の石窟寺を思わせる建物が出現します。
 館内には、湾曲した半円形の部屋、洞くつのような部屋といろいろな部屋があって、1室に1体仏像が展示されています。

 

お庭もとても美しく 山陰の足立美術館を思わせる。