9「がばいばあちゃん 佐賀から広島へ めざせ甲子園」 島田 洋七
お勧め度:★★★★☆

送ればせながらスピンオフ版を先に読みました。
話題になるだけあって、面白かったです。


10「灰色の北壁」 真保 裕一
お勧め度:★★★★☆

登山の話が詰まった短編集です。
ハッとさせられる話が多くて、なかなか興味深い小説でした。
専門的な話も多くて勉強にもなります。


11「四人の署名」 コナン・ドイル
お勧め度:★★★★☆

ご存知、シャーロック・ホームズの2作品目です。
世界中で何十年も愛されてきた作品だけあって、面白いです。
何十年後も色あせずに読めるというのは、ほとんど奇跡ですね。
ホームズが麻薬中毒なのは、ちょっとショックでした。


12「神様からひと言」 荻原 浩
お勧め度:★★★★★

めちゃくちゃ面白かったです。
作者のファンになりました。
組織というジレンマからの脱出に胸がすく思いです。
会社に行きたくない時に読むとすごく救われます。
つまり、いつでも救われます・・


13「午前三時のルースター」 垣根 涼介
お勧め度:★★★★☆

読み始めはすごく面白かったのですが、だんだんトーンダウンしてしまった感じです。
最後の終わり方は、かなりの駄作っぷりでした。
それでも、中盤までの盛り上げ方は、すごいと思いました。
作者のデビュー作だからこんなもんでしょうか??


14「弘海 -息子が海に還る朝 」 市川 拓司
お勧め度:★★★★★

1日で読みきりました。
ほとんど最初から最後まで、涙が止まりませんでした。
市川さんの作品は、泣けるものが多いですが、今回が一番泣いたかも?!
こういう家族愛をテーマにした作品には弱いみたいです。


15~16「ワイルドソウル」 垣根 涼介
お勧め度:★★★★★

かなりのボリュームでしたが、一瞬で読めました。
テーマが、戦後の日本人移民という、重い&大きいものでしたが、スピーディーな展開と鋭い切り口のおかげで、自然に作品にのめり込む事ができました。
いろいろと考えさせられる名作だと思います。


17「そして扉が閉ざされた」 岡嶋 二人
お勧め度:★★☆☆☆

退屈な展開、雑な推理、無理な設定と微妙な作品でした。
ただ、無理な設定ゆえに結末が気になり読み進めていけました。
が・・
それなりの結末でした・・