”2764 パットの理論:4” | うぢまっちゃのゴルフ日記

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ども うぢまっちゃです(^^)/

 

元さんになんか呼ばれた気がしますんで

GWに入って暇なんで ちょっと計算してみました

 キリっ(`・ω・´)

 

まず転がりに関して計算は 『力』で考えると

ひじょーに難しいです

なのですが

エネルギー保存則で考えると簡単です

 

過去にも記事にしたことありますが

まずはこちら

 

スティンプメータは26cmの高さからボールを平坦なグリーンに転がし

転がった距離の数値(フィート)を得て グリーンの速さの指標とするものです

 

標準的なグリーンだと9フィートくらいなので26mくら転がります

このことから 傾斜1%で1割 傾斜10%で10割の距離に相当することがわかります

 

※これは自分独自と思っていましたが

ムック(ライフエキスパート著『ゴルフは科学でうまくなる』p73

 『上り下りの距離感』をつかむ裏ワザ の項にも同様の記載ありました

なので 当たらずとも遠からずと思います

 

傾斜の場合はこの理論を応用するとよいと思います

ここで曲がりが最も大きくなるモデルを以下に決めます

『ボールの転がる際に 位置エネルギー分だけ転がる』

というもので 元さんのモデルと同じと思います

ただし今回はずらす距離ではなく

狙い角αで考えてみました

 

ここで 元さんは角度計で測定とのことでなので

勾配角%だけではなく 角度degでも計算してみました

計算結果はこちら

 

ここで勾配%が10%だと、下りで止まらないくらいの勾配なので

二段グリーンの段とか特殊な場所以外は勾配は5%以内

すなわち角度で3deg以内が不通と思います。

 

まずは勾配%の場合

このグラフから読み取れるのは

かなりきつい傾斜のところでも

狙い角度は60度以上にはならないということです

(狙いすぎないためのトリビア①)

まぁ そんなに狙うことって実際ないので

ご参考まで ( *´艸`)

 

あと 3%以内のゆるい傾斜なら

狙い角度は勾配%×10 degが最大の狙い角度

(狙いすぎないためのトリビア②)

ということですね

ここがポイントだと思います(`・ω・´)

 

勾配degの場合ならこちら

 

なお 勾配のdegと%がごっちゃでわかりにくいですが

換算はこちら

ザックリ角度deg×1.75で勾配%となります

 

【まとめ】

①強さについて

スティンプが9フィートの標準的なグリーンの場合

単純な上り下りなら 強さは『±勾配%×10割』

※例えば勾配2%の上りなら強さ2割増し

 

②曲がりについて

曲がりは単純な横からの傾斜の場合

『勾配%×10deg』

※例えば勾配2%の右からの勾配なら

 右20degが最大の狙い

→ すなわち実際のねらいはこれ以下

 

※カップ回りで0.5%の勾配なら

 大体±5degぐらいが最大の狙い

→ すなわち実際のねらいはこれ以下

 

ってところでしょうか

 

③複合の場合について

実際には複合になるでしょうから

元さんの絵のように仮想カップを決め

仮想カップの位置を

『±勾配%×10割』

の方程式で決めれば オールマイティなような気がします

 

④角度計deg単位から勾配%単位への換算式

 角度deg×1.75 = 勾配%

 

うーん

我ながら いつもながら 『節』ってるなぁ

(独走しすぎで ついてこれないんだろうなぁ....)

 

元さんへ

とりいそぎの雑な検討ですが 参考になれば幸いです( *´艸`)

ご質問や異論あればご教示よろしくです

ps エイミング教本楽しみですね

あと 暇があったら 元さんのブログにあった

ゴルフダイジェストの実測データでも検証してみますね

 

ではまた(^^)/