確かにスティービーやブライアンは、「キー・オブ・ライフ」や「ペットサウンズ」辺りは、天才!と呼びたくなります。

作品から産みの苦しみが感じとれてしまうようになると、僕の中の夢が覚めてしまうのですね。

ああ、

今は地上に降りた「かつての天才」は沢山います。


聴くのには寧ろ、天才肌な音楽より、しっかり地に足の着いた音楽の方が僕は好みです。

にも関わらず、時々、ん?って言いたくなる天才肌な音楽を聴きたくなります。


聴いていると、想像力のバッテリーがチャージされる気がするのですね。


今、七尾旅人くんを聴いています。

この人は僕にとってギリギリです。

カッコイイか知らないけど、あまりに飛びすぎて理解できないって才能もある中、

この辺りの天才ならなんとか楽しめるのです。

得体の知れなさ満載な才能です。


中村一義的視点の歌詞を書くのですが、七尾旅人を聴くと、まだ中村一義は地に足がしっかり着いてるのだなぁって思います。