遅まきながら、先月に放送された2024年のグラミー賞受賞式をWOWOWの録画で観ました。

前年、2023年のグラミー賞はハリー・スタイルズが最優秀アルバムを取って、それは後日買って聴いてみた(とても良いアルバムだった)。けど、今年は買って聴いてみたいと思う新しいアルバムは個人的にはなかったですね。番組は楽しかったけど。

今年は女性ミュージシャンの印象が圧倒的でした。男はやけに存在感が薄かった。男、何をしてたんだと言いそうになる。でもテイラー・スウィフト史上最多の四度目の最優秀ですっておめでとう。

以前も書きましたが、テイラーはグラミー賞授賞式で客席でいつも楽しそうにしてるのがいいです。偉くなればなるほど、他人なんかカンケーねぇよって澄ましてカッコつける人も多い中、テイラーはいつカメラに抜かれても他のミュージシャンの演奏をノリノリで聴いてる。昔からそう、新人カントリーシンガーの頃から、この娘スゲー楽しそうにしてるな可愛いなって。

中森明菜も、かつての音楽番組で、共演者の演奏をひな壇で楽しそうに歌っていて可愛かった。その姿をふと連想しました。どちらも絶対に良い子だと思わせますね。

スティビー・ワンダーやビリー・ジョエルのパフォーマンスは観れて嬉しかった。ジョニ・ミッチェルも。トレイシー・チャップマンも久しぶりに観れて格好良かった。一緒に歌ってるこのルークなんたらさんも良いですね。


目玉はなんといっても、ビリー・ジョエル17年ぶりの新曲のパフォーマンス。

このPVは堪らない。若いビリーから老いたビリーへ移りゆく映像が胸を打つ。歌詞がまた泣かせます。対訳を読めば、見事なビリー節。本当だよ。もう一度明かりを灯すのにファンを待たせ過ぎだって。

いまのCG技術はスゴイですね。本当に70年代、80年代、90年代のビリーが歌ってるようですもの。映像を観るだけで、ああ、あの時代のビリーだ、と分かる。ゾクッと来ます。

グラミーで流れたインタビューで、ビリーは、何故こんなにも長い間歌を作らなかったのか、いかに新曲を作るのが自分に取って辛いことかを語ってました。そんなビリーに向かって《曲を作ろう!》と言ったあの若者は何者?スゴイよ彼、ある意味一番エライ、よくぞ言った。一曲でも、まさかの新曲。嬉しい。どうやら日本だけでCDシングルが発売日されるらしい。これは買っておこうかな。レアアイテムになりそうですもの。
【最新リリース情報】     
「ターン・ザ・ライツ・バック・オン|Turn The Lights Back On」
01. Turn The Lights Back On (3:58)
02. Turn The Lights Back On <Extended Vinyl Version>(4:23)
■歌詞・対訳・解説付
2024年4月10日発売 SICP6576 税込¥1,320(税抜¥1,200)


 


17年ぶりって、2007年の「オール・マイ・ライフ」以来の新曲とのことですが、「オール・マイ・ライフ」ってぜんぜん印象にないです。それだって1993年以来、実に14年ぶりの新曲だったのに、騒がれなかったのが不思議。

ジャージーで渋い良い曲ですが、ビリー・ジョエル聴いてるぞっていうワクワクがあまりしない。だから覚えてないのか。

ビリーの新曲PVついでに、いくつかネットに上がってるビリーのライブ映像を観てみました。アレを歌ってる映像ないかなー、と検索すると、これがたいてい見つかる。これライブで再現が厳しいのでは?、って歌も、ビリーはライブで結構歌ってくれてるので、すげぇなと驚きました。

僕が密かに好きな一曲、アルバム『The Bridge』の一曲目「RUNNING ON ICE」。イントロのけたたましい速弾きピアノが印象的。カッコイイ曲なのですが、ライブで一回も聴いたことないし、ライブ映像も観たことなかった。

まさかないだろう、と思って検索したら、結構最近にも歌ってた。おおー。

ライブバージョンはイントロの迫力がやや落ちますね。そして、歌うのやっぱり大変そうです。早口で高低差を飛ぶメロディだから大変。僕は『The Bridge』って昔は聴き込んでなかったけど、最近凄く気に入ってるのです。
 
さて、明日です。3月の奇数月第三土曜日、フリーダムフォーク集会やりますよ!
第189回フリーダムフォーク集会
【日時】2024年3月16 日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・弾夢弦気
・NEKO'S
・砂風金
・LSD(Low noise Sound of Dirty)


二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分
(すでに六組、うちやまひでやさん、カーテンレイザー、せいちゃん、ガルーダ、寺田まなぶさんが参加表明。ありがとうございます)



そして4月の予定も。2024年4月7日(日)弁天島マルガリータでオリジナル縛りのイベントに参加決定。マシスはマルゲリータは初めてお邪魔するので楽しみです。
弁天島ガチンコ祭りvol.9ソロ編
【場所】弁天島マルガリータ
【料金】1500円1ドリンク付き
【日時】2024年4月7日
12時OPEN 13時START
出演予定(敬称略) 
(静岡)
・藤原コータ
・松井幹人 
・パピリオ山下
・良太タングステン 
・ゆき
・マシス
・鈴木健太郎
・Out of the Blues

(愛知)
・ツネカワツネオ
・よっくんロール
・Acco
・シライ

マシスは14時半から歌う予定です。他の演者の皆さんの演奏も楽しみです。


そしてそして、4月28日の14時00~分17時00分。音楽食堂Mさんでソロアーティストライブのイベントに出演内定。こちらも詳細は分かり次第発表します。



どちらもどちらも、ご都合のつく時にお運びくださると嬉しいです。



マシス