土曜日の朝に夜勤を終えて朝帰り、そして翌日の日曜日に夕方から準夜勤へ出勤と、休んだかなんだかよくわかんない週末でした。短くても、せっかくの休みなので、ただ寝て終わるのも味気無いしツマラナイ。

こういう時、いつもなら本屋かCD屋をちょこっとのぞいて息抜きを敢行するのですが、SNSでハルノオトさんがガレージ開けてるのを知り、小雨パラつく日曜日の出勤前、東山ガレージへ寄って来ました。
飲み物のメニューにチャイが加わってたので、さっそく淹れて頂きました。美味かった。
草刈りしてたんだよ、とハルさん。自然に囲まれてると管理は大変。
なにか聴く?リクエストがあれば、とハルノオトさん。おお、何にしよう。そういえばハルさんはここで作業しながらクラシックを聴いてるとSNSに書いてたのを思い出し、じゃあクラシックでなんかエモいやつ、とリクエスト。

シベリウスかなー、とハルさんが言ってる隣でクラシック初心者の僕が、僕はベタなのしか知らない、ドボルザークの新世界とか、とポロッと言うと、では新世界の第1楽章!と仰った。


これは『わが青春のアルカディア』という映画(おおキャプテン・ハーロック!)の冒頭のシーンで使われてる、とハル解説を受けながら、ドボルザーク新世界から第1楽章を一緒に鑑賞。

カッコええ。初心者の耳にも非常にわかりやすくドラマチックな音楽です。本当に映画のサントラみたいじゃん、と思った。冒頭のテーマに向かう途中で弦と管がバンッバンッと決めるところ(1:30辺りから)、雪山で吹雪に翻弄されてゆく人の絵が浮かぶ(僕個人の感想)。この音楽に合わせてパントマイムをすればまんま舞台が出来そう。

新世界は有名な第2楽章(「家路」遠き山に陽は落ちて)、それと第4楽章が印象的で、第1楽章ってどんなんだっけ、と一瞬思ったけど、思い出しました。確かにCDで聴いたことあった、僕。

鳴ってる間、ハルノオトさんがドボルザークがどういう人か、どういう背景でこの曲が作曲されたか話してくれました。講談師のごとくスラスラと名調子で、これだけ思い入れを込めて音楽を聴いてるのだな、と、そこにも感動しました。

スメタナの生い立ちや背景を知ると、モルダウ聴いて泣けてくるんだよー、というハルさん。僕もハルさんも普段は決して大声でパーパー喋るタイプでないけど、こと音楽話は雄弁になります。止まらない止まらない。

眼の前は田園風景、雨の音、チャイの湯気と香り、こういうシチュエーションで音楽を鳴らせば、何を聴いても面白いに違いない。なにより音楽仲間と《これ聴こうよ、良いでしょ!》とダベる時間は至宝。べらぼうに楽しい。

いろいろとまた聴きにきてみたい。せっかくなら知らない音楽がいい。僕はクラシックは普段聴かないので、クラシックが好きな同世代の友人に教われる良い機会でした。


東山ガレージは袋井市の三川にある手作りイベントスペースで、ハルノオトさんが管理しています。ハルノオトさんが居る時は珈琲も飲ませてくれます(ハルさんがいない時は閉まってます)。


もっとも近い東山ガレージのイベントがこちら。


同じ日(4月28日)、僕は音楽食堂Mにおります。僕も一生懸命楽しんできます。
たっくん 14:00~14:30 
ASIA 14:30~15:00 
カーテンレーザー 15:00~15:30 
イソジン 15:30~16:00 
おじさん 16:00~16:30 
パンゲアーノ 16:30~17:00 
マシス 17:00~17:30


一曲、さだまさしを歌うつもりです。前回にMで歌った時、マスターと話題にした一曲があるのです。


Mが終わって、帰り道に東山ガレージへ寄ってみよう。開演には間に合わないけども、多分まだ終わってないでしょう。


そして、5月のフリーダムフォーク集会のお知らせです。
第190回フリーダムフォーク集会 

【日時】2024年5月18 日(土)

     19時半開演 

【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1

 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/ 

【料金】music charge 500円 

【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 

・てぃあーず

・美結

・内山英哉

・ガルーダ


 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 



一次会の皆さんよろしくお願いします!二次会の参加も是非よろしくお願いします!今回は僕も二次会で少し歌いたいと思ってます。




そしてそして、先の話ですが7月15日の海の日に、マシスは浜松の街中の屋外イベントにお誘いをいただきました。娘もお誘いをいただき、親子で浜松へ行く予定。そちらもどうぞよろしく。詳細は後日お知らせします。






マシス