一連のライブドア事件についてじっくり自分なりに教訓を得れるようまとめて書いた物が、何時までたっても反映されない。

かなり長めに書いたからまた書く気がおきない・・・・。

要約すれば、二点あって一つは、時価総額だけ見てても企業価値が伴わないと企業はだめだという事。

二つ目は道徳(モラル)と利益追求の関係ははっきりとさせておかないといけないという事。

一つ目を分かりやすくいうと、時価総額は市場で有価証券報告書等の企業の公開している情報をもとに株主の期待によって決定されるものであるから、経営者がアカウンタビリティ(説明責任)をきちんと果たさない場合は時価総額が元々の企業価値からかけ離れてしまうという事である。


二つ目を分かりやすくいったのが二ノ宮尊徳さんで「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という言葉を引用させてもらった。

堀江社長についてはもっと腰を据えて企業価値を高める方法を考えてしっかり利益をだしていれば、また違った結果になったかと思うと残念にも思いました。「会計士等からみてもスキのない決算報告書を作る」とおっしゃられていたのにもかかわらず、株価と経営実態がかけ離れている時に粉飾決算や偽計取引を行ったのは、買収などの一連の錬金術でも株価に実態がおいつかず、自らの地位や名声を守りたかったがゆえだったのでしょうか。

お金儲けを単純な善悪二元論でいってもしょうがないし、むしろたくさん稼ぎたいって気持ちは凄くわかるんだけど、それだけじゃだめなのもまた事実なんだと思いました。