ここ最近地価の下落は続く一方ですね。


不動産に供給されるお金の量が減っていってるのが目に見えてきています。


当然、デフレの影響もあるのでしょうけど。。


ちょっと脱線しますが、デフレといえば、円高については、対ドルでは1995年4月19日の過去最高値79円75銭に近づいてきていましたが、報道では一旦市場の予想をいい意味で裏切る形で中央銀行の資金供給がなされたということで、多少緩和されて来ているみたいといわれてますね。


この調子でどんどん資金供給していって欲しいなぁとも思います。


まあ実際円高とはいっても、対ドルで騒がれているだけで、実質実行為替レートでは、これまでの平均値くらいなわけで、他の通貨との関係や貿易相手国との比率なんかも考慮するというほど「円高」というわけではないみたいです。


各国の通貨比較



日本は、一度過去バブルの時に痛い目を見たから、お金の供給に慎重にならざるを得ないのでしょうけど。
とはいいつつも、デフレは中央銀行か海外マネーか日本の預貯金かが、市場に出回って資金を供給してくれないとなんともならんわけですが。


で、話戻して地価の話。



東 京、大阪、名古屋の3大都市圏の地価は、商業地、住宅地ともに2年連続で下がり、下落率は商業地が4・2%(同8・2%)、住宅地が2・9%(同5・ 6%)で、前年に比べ半減した。地方圏の下落率は商業地が4・8%(同4・9%)、住宅地が3・6%(同3・4%)下落していました。



路線価なんか見ていても、埼玉の田舎の方だと駅前だとしても平気で1割近く下がってたりしますからね。



ここ2年間の下落率を複利で計算すると、住宅地について、2年前に比べると、

・全国は2年間で7.3%の下落、
・東京・大阪・名古屋の首都圏は8.3%の下落
・地方は6.9%の下落

という恐ろしい数字です。



記事


どんだけお金流れてないんだ日本。


またこれも余談なのですが、今日のニュースでは、中国人がいい物件を買いあさっているとか台湾の中国富裕層向けの投資用不動産の運用会社が来たとかやってましたけど、日本はインフラはよく法整備も整ってますし高級物件については値頃感が出ているのかもしれませんね。


「中国お客様論」、随分前から言われているけど、アジアのスイスとか言われているリゾート地の北海道だけじゃなくて山手線沿い物件も中国人のセカンドハウスとして買われていく時代になってきているみたいです。


どっかで反発してくるというのが経済の常識ですが、それが何がトリガーになるのか、今の民主党政権で何時になるかは全く見えてないですね。


目的なく、先の見通しが立たなさすぎヽ(;´Д`)ノ