Q&A3914 染色体異常率を下げるサプリは? | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

Q 移植5回、流産3回(胎嚢確認後妊娠6w)

 

流産2回後、不育症検査で抗リン脂質抗体がひっかかり3回目の移植前からバイアスピリンを服用していました。主治医のすすめで、夫婦染色体検査をしましたが、問題なしでした。今は、2回目の不育症検査結果待ちです。

 

次回から採卵に入るのですが、染色体異常の確率を下げるようなサプリなどありますか。28歳のときに採卵した卵が高確率で悪いのがショックです。できることがあればやっておきたいです。

 

A 残念ですが、染色体異常率を下げるサプリなどは明らかにされていません。できることは、PGTで正常胚を見つけ、抗リン脂質抗体の対策として、ヘパリン+バイアスピリンを用いることです。

 

なお、このQ&Aは、約3週間前の質問にお答えしております。