嬉しい報告とQ&A4001 第二子の準備 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

Q 2023年1月よりリプロダクションクリニック大阪を受診し、1度の採卵、移植で2023年に子どもを出産することができました。その節は本当にありがとうございました。地元では10回以上移植を行いましたが全く妊娠せず、諦めていたのですが希望を捨てずに本当に転院してよかったと思っております。改めて治療の質の高さや資料などがわかりやすく勉強になりました。

第2子についてご相談があります。現在、育休中でいつから第2子の治療を開始しようか悩んでいます。復職や保育園に入園させるタイミングなども考慮したいので、体の状態を早めに確認し、移植したい時に早めに取り掛かれるように準備しておきたいと考えています。

①元々PCOSのため生理不順があります、5年程度採卵・移植をおこなっていたため自然に生理が来るのかわかりません。現在は授乳中のため生理が来ていない状況にあります。おそらく、卒乳してもすぐには生理が来ないと思われます。卒乳してすぐにそちらへ通院して良いのか、近隣の産婦人科にて生理を起こしてから通院した方がいいのかどちらでしょうか。またすぐに治療を開始する訳ではないので、卒乳後のタイミングで受診してもよろしいでしょうか。
②不育症の検査は早めに受診しても結果に変化はありませんでしょうか。例えば、子が1歳になったタイミングで検査を実施し、2歳ごろから治療を開始するなど。

 

A 

①卒乳後のタイミングが良いでしょう。月経は、いつでも起こすことができます。
②不育症検査は、出産後に変化することがありますが、それ以外ではほとんど変化はしません。1歳でも2歳でもどちらで検査していただいて構いません。

 

なお、このQ&Aは、約3週間前の質問にお答えしております。